ランサーエボリューションのDIY・パワステフルード交換・パワステプレッシャーホース交換に関するカスタム事例
2020年11月25日 15時49分
パワステのプレッシャーホースと、それに伴ってパワステフルード交換しました。
フルードの交換だけなら簡単なのですが、プレッシャーホースに2時間近くかかりました(汗)
まずは、フロント2輪をジャッキアップして、イグニッションコイルのカプラーを外して、クーラントリザーバーを外してどけます。
ベルト周りにウエスを被せておきます。
ペットボトルの受け皿でオイルを下にこぼさないように、フルードリザーバーに繋がってるホースを外します。
あらかじめ、リザーバー内のフルードは抜いておいた方が良いです。
太い方のサクションホースには袋を被せておき、細い方のリターンホースは取り外して、ホームセンターで売ってる内径9mmの耐油ホースを取り付けて、車体下のオイル受けに垂れ下げます。
クランキングしながら、ゆっくりステアリングを何回か左右いっぱいに切ります。
すると、リターンからギヤボックス内のフルードが排出されます。
出てこなくなったら止めます。
ポンプ側のプレッシャーホースを留めてるナットを外します。
下部分に22mmのスパナをかけておいて、供回りしないようにして緩めます。
エンジンマウントに中継ぎブラケットがあるので、外しておきます。
ギヤボックス側は、22mmのボルトです。
これがかなり苦戦しました。
外すのも付けるのも大変でした。
ガスケットでサンドイッチしてます。
片方の新品ガスケットを、ボルト付けかけた時に落として行方不明に。
泣く泣く片方再使用、漏れなきゃ良いけど・・・。
漏れたオイルまみれでヌルヌル。
クロスメンバーの上にオイルが滴ってました。
それが原因で、タイロッドのダストブーツが抜けてきました。
ある程度清掃して付け直しました。
少し拭いた後ですが、古いホースはカシメ部からフルードが漏れてました。
大概、ギヤボックス側のカシメから漏れます。
ポンプ側のOリング2個を交換。
上と下でサイズが違うので注意。
ホースを取り付けて、ナットを締めるだけ
イグニッションコイルのカプラー以外を元の状態に復元して、タンクいっぱい手前までフルードを入れて、エンジンかけないままステアリングを据え切りして、荒いエアを抜きます。
エアが抜けると液面が一気に下がるので、レベルゲージのMIN以下にならないようにフルード補充します。
フルードが減らないくらいまで、据え切りしては補充を繰り返します。
据え切りでもフルードが減らなくなったら、クランキングしながら据え切りして、更に細かいエアを抜きます。
この作業も据え切りしては補充を繰り返して、最終的にレベルゲージMAXに液面を合わせます。
イグニッションコイルのカプラーを繋げて、エンジンを掛けて更に据え切りします。
この時、左右にロックするまで切ったら、1秒くらいその状態を維持します。
これでタンク内にエアが見えなくなったら、液面を調整して終了です。