147のオリンピック迄の長い道のり・いろいろな"笑劇"に関するカスタム事例
2021年07月28日 20時01分
いつかのフルコース2走目、最終周回付近。
「どう考えてもおかしいだろこの動き!??」
後になって気づきます。
タイヤのせい、腕のせい
この日何周も走ってこのターンイン、
「ヘタだなぁ」と。我ながら動画観て嘆く。
この備忘録後半で判明しますがこの動きの理由、
下手するとグラベル突っ込んで刺さって終わってたのかも(^ω^)わら
はい
連日の仕事や作業で疲れ切った体と心をオオタニサンやTOKYOオリンピックで激しく癒してもらってます✨
「オリンピックへの道のり その1」
スタート〜😙!
サーキット走行の帰り道に感じた足回りの違和感、異音。
この2週間前、
車線跨ぎ、指示器無しで突然Uターンを始めた左斜め前を走ってたBMW、
完全にぶつかるタイミングを間一髪緊急回避とクラクションで避けた直後に右フロントホイール側面を車がバウンドする程ヒット
サーキット走行前にリフトアップで点検するも異常は見つからなかったですが、この振動と異音は間違いなく右フロント。
先日交換したばかりのハブベアリングだけでは無く、ロアアームのボールジョイントのガタやナックルの歪みも考えられた為、全てセットの物を馴染みのオークションで手配
届いたパーツの確認の為にサーキット以来10日ぶりにエンジンに火を入れてT氏の元へ
物は8万キロ程の個体から外した足回り
本来ならハブベアリングもこの段階で打ち替えるのがベストですが、今回は状態を見てそのまま交換する事に(ライセンス代やら高い翼くん、RSのエアコンユニット代等の一括引き落としその他30マン程の出費があった為、流石に金が無い😙♫
その帰り、駐車場に到着したタイミングでなんとなくエアコンからの風が生温い
「ピーッ ピーッ」
突然鳴り出す警告音
燃料はまだあった筈?
ふとメーターに目をやると
ふ、振り切っとるるるる、、?💧
こんな異常事態は残念な事ながらアウディで慣れっこ
尚且つ駐車場なのでとりあえずボンネットを開けて目視と耳と鼻で異常が何処なのか原因を考えながら見る
水はある
下からの漏れも無い
中古パーツや信頼出来そうな安価なパーツの少ない「アウディ」ならこの時点で「20万円」は確定しかねない経験値
もう一度エンジンをかけて暖房をフルにしてみる
も水温は高い
またエンジンルームを確認する
変わった音は無いけどファンが回って無い?
この車のファンはサンバーでも2つ付いてるラジエーター、コンデンサー後部に着いてる扇風機が一つしか無いみたい
いろいろ少ない知識を総動員して考える
サーモスタットは信頼できる部品商から買って2ヶ月前に交換。
水も漏れてない。
バカはバカなりにいろいろ推測
予想では水温80度後半でサーモスタットが開いてエンジン周辺の熱くなった冷却水をフロントのラジエーターコアに回し、走行風とファンで冷やしてエンジン周辺の高温な場所へクーラントを循環させる、筈
ファンが回って無い😑
これは完全におかしい。
モーターか?配線か?
昭和の家電のように叩いてみるも反応無し
(スターターはこれで起動する事があるのでこの行為は馬鹿にはできない。バカだけど、笑)
最近まで窓全開の走行で我慢してたクーラーをついこの間、海への往復とサーキット走行で解禁させたのが何か引き金か?
はたまたエキマニの遮熱版をエンジンルーム内の冷却目的で取ったのが原因なのか?
それともただの18年目の経年劣化か?
足回りの交換に目処がついて2日後に控えたオリンピック出場をこの赤いコでと思ってましたが、出場に黄信号🥲
T氏に症状を伝えるとウォーターポンプの可能性ありだが見てみないと何とも言えないと。
この日も仕事終わりからの午前様近くなので、もうあまり考える気力や体力も無く考えるのをやめる
6時起床。
翌日のナックル交換時に見てみる事に
そして次の日の仕事終わり
早速リフトアップしてナックル等の交換準備。
交換自体は外して着けるだけなので、圧入やらも無ければある程度は素人の自分でも出来そうでは有りますが、リフト、工具は勿論の事「死に直結する足回り」、手伝える事はある程度やりますが、肝心の箇所やその周辺含めて全体的な違和感、異常はプロの経験がやはり最重要との考えで交換依頼。
要らないローターやらキャリパーまでセットされた中古パーツから今回使わないものを取って行き、車体側のナックルを外して行く。
ボールジョイントのガタは無さそうでしたがハブベアリングと思われる場所のガタは出てる
この時まではこの147って車はハブベアリング自体が比較的小さいので根本的に強度不足なのかと思ってました、サーキット走行には向かないのかなと。
そしてロア、アッパーを外してシャフトを抜と、、
「カランカランッ」
何かが落ちる音??
パッカーンッ!?
ハブベアリングの内側に圧入してあるスプラインがポッキリ折れてました💧
シャフトが折れる、ハブベアリングにガタが出るどころでは無く、ボッキリ💧
縁石でホイールにヒットした衝撃がサーキット走行、左コーナーへの進入時の負荷でトドメを刺したよう(^◇^;)💧
「オレの走りもここまで来たか、、」笑
経験値の塊のT氏も「これは初めて見た」と、笑
「君はほんと悪運強いな」と爆笑してましたね😑
その後事例を漁るとクラックが入る事もある箇所なのである程度ガタが出てきたら予防交換すべきところ、との事なので今回の状態は充分あり得る話かなと
生きてて良かったw
新しい?中古ナックルの要らない付属品を外して丸ごと交換
これでファン問題が片付けばイタリア代表としてオリンピック参加もあわよくば間に合う、かも?
あ、この馬鹿でかい30Aと40Aのマキシヒューズが手元に無いんでどっちにしてもダメか💧
事前点検でラジエーターに水ぶっかけて水温が下がる事を確認してたので幸いにも?ウォーターポンプの線は消え、今回の問題箇所はファンモーターだとの予測を確定してファンを摘出
これ、本来コアサポートを外してまあまあの手間をかけなきゃな作業を端折ったので後に少し二次災害。
予算的にもこの二次災害はしょうがないのでヨシ
電気系さっぱりな自分に代わり、大得意なT氏がモーターをバラしてくれて原因追求
軸のベアリングに細かいゴミ、若しくは削れた鉄粉が溜まり回りが悪くなってました
それが電気抵抗になって負荷がかかり温度が上がる、周辺の樹脂、ブラシを留める土台の樹脂などを溶かして更にブレて抵抗値が上りキャパを超えて容量の大きいヒューズか切れてファンが止まる
そして水温が上昇して警告音
細かいところは間違いがあるかもですが大まかな流れはこんな感じかと。
ベアリングを掃除すると回転は戻りましたがブラシを固定する土台の溶解を復旧させての再利用は火災のリスクが上がるので、結局改めてファンを購入する事に💧
まあこの辺の純正パーツ、147は腐る程安く出てるので助かります
ファンが無いとガチレーシング車輌のよう、笑
半端者なので絶対クーラーは欲しいっすワタクシ( ̄▽ ̄;)💧
この日の作業も午前様
翌日も6時起床。
結局オリンピックイタリア代表としての参加は絶望的🥲
奥の手出すか、、
という事で夜中のオリンピック当日朝。
世間は連休中という事で車も少なめ、久しぶりに炎天下の通勤路を長い期間をかけて自力でエアコンを復活させたドイツ🇩🇪代表で試走(クソ冷える♡)
この日の夜中開催のオリンピックは二重国籍を活かしてこの老体で出場する事に💪
何気にサーキット終わってからというものこのドイツ代表の震える中間トルクの太さに魅了されてて
久々の洗車や車内清掃、各種走行チェックなどで何回目かの【C5RS6ブーム】が自分の中に訪れてましたからコレはコレで流れ的に"有り"だと(*⁰▿⁰*)!!
次回「オリンピック迄の長い道のり その2」
乞うご期待
と、いう事で冒頭動画、スプーン1.2の進入での異常なタイヤの動きについての個人的見解
「4つのタイヤの内フロント右のハブが折れて減速からのフロント荷重で右だけ激しくトーアウト
その状態で左にステアを切ったのでアウト側にかかる急激な負荷で今度はタイヤのスリップアングルを超えた角度のトーイン→タコ踊り🐙」
間違いない
これは腕のせいじゃ無い(*⁰▿⁰*)!
こんな足ガタガタでもこの2本目のタイムは揃ってた
補強パーツゼロ
軽量化ゼロ
滑りまくる食わないアジアンタイヤ
高い翼くん←超カッコいい✨
うん、このゴミセッティングでも走らせ方次第でまだ上がある←前向き(*⁰▿⁰*)!笑
いろいろなテーマを詰め込んで近しい仲間内、カーチューン仲間などに向けてだけの内輪ネタ的内容、
書いてて思いましたけど、自分でやれない作業を良くこんなにそれらしく毎回書けるもんだと笑えますわ😑
ではまた👋
あ、今回車の写真ねえ(*⁰▿⁰*)笑←