ステルヴィオの新車納車・レジャー専用ファミリーカーに関するカスタム事例
2022年07月20日 01時36分
昔からの憧れのフェラーリ348、峠用ライトウェイトのロータスエリーゼ、冬を中心にレジャー用のセリカ、室内が広いファミリーカーとしてのクーペフィアットと使い分けています。ほとんどの整備も自分でやります。
実は…昨年末に新しいクルマが納車になってました。
アルファロメオのステルヴィオ QVです。
2.9リッターツインターボで510馬力と、貨物車とは思えない俊足です。デビュー当時はSUVでニュル最速とか、確か0-100は3秒台とか、ちょっと馬鹿っぽいクルマです。
でも、レジャー用にはピッタリです。
冬のスキーを考えると四駆は必須条件だったのですが、その中で「運転して楽しいクルマ」って何かなぁと数年間調べたり試乗したりしてました。最初はSUVなんか嫌だなぁと思ってたので、AudiのS4 Avant(王道?)とかBMWのグランクーペ(無理矢理四駆縛り?)とか考えてました。正直、セリカに30年近く乗り続けて拗らせまくっていたので、色々良いなと思うクルマがあっても買い替えには至らず…そんな中、強烈な個性とハンドリングで主張してきたのがコレでした。
たまたまクーペフィアットのパーツをディーラーへ取りに行って、冷やかしで4気筒の試乗をしたら、おっなんかすごいぞ、と思いました。でもこんな脚の硬いSUVもどうかなぁ、という気もしました。速いのは速いけど、地面が遠過ぎて魔法の絨毯に乗ってるみたい。しばらく(1〜2年)して丸一日借り出せるキャンペーンが当たったりとまた試乗する機会があり、千葉一周のロングドライブで慣れてきてまぁ悪くもないかもと思いつつ返しに行ったら「たまたま別のお店からクアドリフォリオも来てますけど、乗ってみます?」と。あーあのフェラーリV8の2気筒ぶった切ったやつね、絶対買わないけど話の種に、と乗ってみたら、やはりこいつは狂ってる、と思いました。こんな背高車にこんなエンジン積んで、正直意味不明と。でもシャシの出来が良くて破綻してないんですよね、むしろ気持ちいい。今の技術は凄い。で、SUVも候補に入れて色々迷った挙句、ポルシェマカンも良かったけど、ワタクシのフィーリングに合ってたのはこっちかなと、そんな訳で注文しました。それから10ヶ月くらいして、忘れた頃にクルマが届いたというわけです。
年末ギリギリだったのでもうスタッドレスなんて用意できないし、今頃届いてもなぁと困って結局雪道走行のためにセリカを春まで残しました。スキーシーズンが終わるまではほとんど乗らないデカいのが駐車場にあって邪魔でしたが、ヒッチメンバーを付けたりしてやっと交代が終わりました。セリカは今はナンバーを切ってとあるところに預けてあります。