ジムニーのジムニー・リフトアップ・3インチアップ・減衰力調整・ワインディングに関するカスタム事例
2021年07月17日 20時40分
足回りカスタムの巻!
減衰力調整、ワインディング性能編
好みの減衰力を探すべく峠でセッティングを探ってみました。
コイルスプリング、ショックを交換した事により揺り返しの収まりが良くなり、ハンドリングもアンダー気味(ステアリングを切った角度より曲がりにくい)がシャープに曲がってくれるようになり、いつもの様にハンドルを切ると曲がり過ぎてしまうほど変化が感じられました。
減衰力の推奨値はタニグチさんの動画からフロント7~9段、リア8~11段です。
峠道の登り、下りを走行しての感想です。
ショップ装着時は前後とも8段になっていて少しロールが気になったのでリアだけ9段にして乗ってました。
なので、とりあえずフロント8段、リア9段からスタートです。
※感想は今回試した段数を一通り走ってからの評価です。
〇F8段、R9段
ノーマルと比べればシャープに曲がれるが、ややロールが大きく速度を少し上げてカーブに入ると挙動変化が大きくなるのですぐに横滑り防止装置が効きます。
そのかわりに荒れた道や、急カーブ手前のラインを踏んだ時のピッチング(縦振動)がマイルドで長距離でも疲れなさそうな感じです。
次にF11段、R12段と一気に上げてみてどういう特性になるのか試してみました。
〇F11段、R12段
まず最初に気付いたのは、明らかにコーナリングスピードが上がってます。
というのもF8、R9の時より1段上のギヤ(シフト)が入る様になったからです。
ハンドリングも更にシャープになり、コーナーでステアリングをこじるというより不安なくスっと曲がる感じです。
ロールもかなり抑えられて横滑り防止装置もほぼ働かずに曲がっていきます。
しかし、荒れた路面でのピッチングは明らかに大きくなり、シャープに曲がるようになった分、支えの少ない純正シートでは身体が振られ疲労が溜まりそうです。
そこから妥協出来るセットを探すべく徐々に柔らかくしていきました。
〇最終セット値
普段使いでワインディングを走る事は殆ど無いのでコーナリング性能はある程度妥協してピッチングと揺れが長距離を走っても無理が無さそうなF9段、R10段で決定しました。
最後に、以前超硬い足回りの180SXに乗っていたので硬い足回りに耐性がある僕はF12段、R13段を試してみました。
〇F12段、R13段
数本走って以前の感覚が目覚めつつあったのかもしれませんが、感想は「チョー気持ちいい!」です。
速度を上げてコーナーに突っ込んでも不安が一切ありません!(※ジムニーにしてはです)
挙動が安定してるので横滑り防止装置ももちろん働きません。
ステアリングを少し切るだけで気持ち良く曲がってくれます。
しかしピッチングはかなり大きくなり、ここ一番の攻めにはいいのですが、下道で走る様な足では無いと思いました。
ホールド性の高いレカロシートを入れればかなり好みの足ですが、峠を攻める訳では無いのでNG
ただ、レカロシートでホールド性を高めれば長距離運転がかなり楽になるのは体感済みなのでオススメです。
この結果はあくまで個人的な感想なので、減衰力調整式のショックをお持ちの方は是非ワインディングを走って好みの減衰力を探してみてはと思います。
余談ですが、ショップの店主が「調整式のショック入れても減衰力触った形跡が無い車が多い」と嘆いてましたよ😮💨
リアのコイルスプリングを変えるついでにコイル上部にあるゴムブッシュを対策品に交換して貰ったのですが忘れてたので追記します。
このゴムブッシュに穴があいてない為に泥水がフレーム内に溜まりサビの原因になります。
カッターなんかで切ってもいいのですが、足回りを変える機会がかるならついでに対策品に交換がオススメですよ!