ジムニーのお勧めパーツ・トレイルギア・トランスファーマウント・駆動ロス低減に関するカスタム事例
2021年06月05日 21時20分
久し振りにお勧めパーツ紹介なんかを書いてみようと思います。
あまりに久し振りなんで前にいつ書いたか見てみたらジャスト1年前でした。
さて、今回は駆動系。
と言ってもLSDとか◯◯ロッカーとかダウンギアの話ではなくマウント関係です。
例えばウチの車には上記のモンスタースポーツのエンジンマウントセットが付いてます。
瞬間的にエンジンパワーが掛かると、回転方向に応じてエンジンが一瞬傾き、それによって駆動ロスが生じます。
それを少なくする為にマウントの強化をする訳ですが。
このモンスタースポーツのエンジンマウントセットはミッションマウントもセットになっているのが良い所です。
と言いつつ、今回のお勧めはコレではありません。
何故かと言うとウチで交換した時もエンジンクレーンを使ったりと、サンデーメカニック向きのパーツとは呼びにくい部分もあるからです。
参考までにウチの車にはこんなのも付いてます。
何でもAPIOがモンゴルラリーに参加した際に右に横転したら運転席側のエンジンマウントのこの部分が折れたとかで出した強化品です。
ちなみに、こんなタイプの強化エンジンマウントもACRとかから出てるのですが。
使っている人に話を聞いたら、リジット感が強い反面ミッションマウントとかの強化品は付属していないので、振動が酷くシフトレバーがかなり震えたりするみたいです。
で、結局今回お勧めするのは何かと言うと、このトレイルギアのトランスファーマウントです。
トランスファーマウントはエンジンマウントやミッションマウントより実際に駆動力を発生するタイヤに近い事もあり、駆動ロスの低減を割とはっきり体感し易いパーツでもあります。
これはアルミの削り出しでほぼリジットマウントな状態になるので、トランスファーのギアの唸り音とかが車室内に籠って少々うるさくはなりますが、ノーマルと比較してエンジンの発生した駆動トルクがより少ないタイムラグでタイヤにつたわるのを実感出来ると思います。
ま、体感の話なので勿論個人差とかはあるでしょうけどネ。
それから、国産のメーカーだかショップで強化ゴム製のもあったと思いましたが、快適性を犠牲にしても走行性能を重視するなら、やはりより硬質な材料のものの方が良いかなと思います。
ただ、シャーシ自体より硬い物だと車体側に負担が大きくなるので、アルミというのは順当なのではないでしょうかねェ。
価格的にも1万円以下のパーツなのでお手頃かと思います。