X-stream(エクストリーム)さんが投稿した魅せるエンジンルーム・妥協しない・考え方・思考・テキトーや無理矢理はNGに関するカスタム事例
2018年04月22日 00時04分
無言フォローお断りです。フォローされても解除しますし、フォローバックもしません。 常識を持ち継続的な関わりが出来る方のみお願いします。 千葉の野田市でX-streamというクルマの何でも屋!?をやっています。 愛車はRX-7他。 “X=未知の、stream=流れ” 【神は細部に宿る】 一つ一つの作業に拘り、見えるところも見えないところも分け隔てなく気を配り、あまり関心を持たれないエンジンルームにも細部に渡って一つ一つ丁寧に作業する事を常に意識し日々向き合っています。
X-stream流【魅せるエンジンルームの作り方第⑬弾】
しばらく振りになってしまいましたが、今回の魅せるエンジンルームの作り方は
『魅せるエンジンルームにとってのNG例と考え方』
です。
魅せるレベル以前に普通だったエンジンルームを下手にいじってしまったが為に見たくないエンジンルーム(?)に化けてしまっている場合があります。
まずこの画像。
赤矢印のところにアルミ板が貼り付けてありますが、これは純正で穴が空いているのを塞いだものです。
ですが…このアルミ板に貼り付けてある黒いスポンジは一体何の役割を果たしているのでしょうか?
あと、白地に赤い文字のテープ…これはボルトの先端を両面テープの剥離紙を残して貼り付けてありました。
ボルトの先端を隠したい時こそゴムやスポンジを使うべきでしょう。
何か自作する時でも、間に合わせで済ますのではなく使用する材料が機能と共に美観にも適しているのかしっかり考えてから作業しましょう。
あと黄色矢印の配線、これは一方はフェンダーのボルトに止められていてアース目的か?と思ったのですがフェンダー側には何も繋がっておらず宙ぶらりんでした。
こういう無駄なものは撤去しましょう。
以前載せたHIDバラストの固定ステーの残骸ですが、こういうものも役目を終えたら直ぐに撤去しましょう。
例えば社外エアクリにされている車両で純正エアクリボックスのステーが残っていたりする事があります。
クラッチマスターに巻かれているもの…
アルミホイルで断熱目的でしょうか?
こういうのはいわゆる『ビンボーチューン』というものなのでしょう。
でもだからといってクオリティまで下げる必要はありませんよね。
ビンボーチューンでお金をかけないのは大いに結構。工夫と努力で効果的なものを生み出すのは自分も大好きです。
ですがだからといってクオリティは下げてはダメ。
『ビンボーチューンだからこんなもん』
と適当に済ませてしまう自分の逃げ道や言い訳の言葉にするのは間違っていると思います。
あと、青矢印の水色の配線。
配線はむき出しは美しくないです。
ちゃんとコルゲートチューブなどに入れて尚且つ極力視界に入らないところに取り回しましょう。
そのうちコルゲートチューブについても投稿したいと思います。
アフターパーツなどを取り付ける時にもムリヤリつけるのも美しくありません。
このブローオフバルブ、GC8用なのか判りませんがゴムホースが黄色矢印方向に押されている為、接触するところに保護材が巻かれていますがタイラップの使い方はもちろん、『干渉するから保護材巻けばいいでしょ』と短絡的になってはいけません。
保護材も後付け感で美しくありません。
あと青矢印のボルト用の穴にタイラップで固定するのもやっつけ作業にしか見えず美しくありませんね。
そもそもその穴はインタークーラーとエンジンを繋ぐブラケットが付くはずなのになぜか撤去されてしまっています。。。。
インタークーラーのブラケットがないのもそうですがインタークーラー自体が斜めになっていました(上の画像)。
タワーバーと角度を比べてもらうと分かりやすいですが、実はこれなぜかインタークーラーのジョイントホースが本来の長さよりも短く切り取られている為で、配管を繋げていくと無理がかかってインタークーラーが斜めになってる為です。
そしてブラケットも装着出来なくなってしまっていたのです。
なぜこういう事をしてしまったのでしょうか…。
正直言ってやらない方が良かったはずだと思います。
ちなみにこれがインタークーラーを外した状態。
ジョイントホースがギザギザに切り取られているのが判ると思います。
こういうのは純正状態より機能的にも、そして魅せるエンジンルーム的にもNGな行為です。
純正状態が0(ゼロ)の状態だとしたらマイナスにしかなりませんのでこういうエンジンルームの秩序に合ってない無理矢理な事はしてはいけません。
そういえば…今はもう付き合いを切らせてもらった改造車好きの中古車屋の人も作業の様子を見ていると『こんなの無理くり(無理矢理)だよ』って口々に言ってたっけ。
まとめますと、エンジンルームの秩序や道理を守る為に
・パーツを自作する際はしっかり材料を機能と美観のバランスが両立するよう選び機能美を確立させる
・意味のないものや変更があった時に不要になったものはエンジンルームに残さず外す
・『無理矢理』とか『テキトー』な作業やパーツ取り付け…もといそういう“思考・考え方”は不要
今回の投稿は『テキトー』とか『無理矢理』という言葉が嫌いな個人的私情も出ましたが、是非皆さんも妥協しない拘りの詰まったクルマを仕上げていって下さい!