DB9 クーペのDIY・修理・アストンマーティン・アストンマーチン・クリスマスに関するカスタム事例
2022年12月25日 20時36分
今日からアストンのオイル漏れを直していこうと思います。
自分の車両は数年前からオイル漏れがあり数分でアンダーカバーがびしゃびしゃになります。
お店に頼むと高く、自分で直すのも躊躇してましたが、2年の間に調べてるうちにできる気がしてきたので挑戦してみることにしました。
今回は詳しく記録していこうと思います。
もし、同じようやってみようとしてる方がいれば?参考にしてみてください。
まず、アストンのオイル漏れの可能性があるのは、
順位的に
正面のクランクケース。
下側のオイルパン。
上のカムシャフトケース。
3ヶ所です。
すべてガスケットからです。
自分のはクランクケースがひどく。オイルパンからも滲んでいます。
当初は3ヶ所同時にバラバラにしないと直せないと思っていましたが1ヶ所ずつ治せる可能性が出てきました。
ちなみに各場所を外す上でデメリットは。
上のカムシャフトケースの場合
インテークマニホールドの取り外しがあるのでガスケットだけで5万くらいかかります。
再利用するにしてもカムシャフトケースまでたどり着くのにバラす部品が多くめんどくさいです。
今回は漏れていなさそうなのでスキップしました。他の修理の機会についでに直すのがいいと思います。
オイルパン
一番めんどくさいと思います。
サブフレームを外さないとオイルパンが外れません。
ただし、外すと3cm程度はクリアランスがありそうなので頑張ればそのまま交換できるかもしれません。
なのでエンジンを持ち上げなければいけませんが、アストン純正のSST(海外から購入で7万くらい)を使うならインテークマニホールドやカムシャフトケースなど上のパーツたくさん取り外さないと取り付けができません。
自分の場合は下からエンジンを支えることを考えていましたが、今のところは滲みだけなのでここも今回はスキップし、もう少し作戦を考えることにしました。
なので、今回は
正面のクランクケースだけ挑戦してみることにしました。
デメリットはクランクプーリーの取り外しだと思いますが、
恐らくリフト使わずに上から作業できるのと作業方法を調べる感じ、難易度は他の2ヶ所と比べれは楽かなと思います。
また、構造的に他の箇所を今後修理することになっても、再度取り外す必要もないのでガスケットも無駄にはなりません。
まずは下準備です。
メイン作業は上からできると思いますが、アンダーパネルと左のホイールハウスカバー外す必要があります。
先ほどリフト使わずにとはいいましたが、
ここだけ先週リフトを借りてはずしておきました笑
下からの作業も少しはあるのでタイヤ4本ともスロープで上げておきます。
ここから今日から始めました。
今日はサーモスタットの取り外しまでで終わりです。
まず正面のエンジン手前のカバーを外します。ここもボルト数が多いです。電動ドライバーお勧めです。
正面にバッテリー端子があるのでボルト2本外して下の方にずらします。
ホースは全部で4本です。
まずは細い2本を外します。
上はパイプ側。下はサーモスタット側で外しました。
なんだかんだ15年以上経っているので硬いです。
工具でホースが切れないように注意してください。
次に両サイドの太いホース外します。
なかなか硬いですが、傷が入るのを怖がって何回もグリグリしてるとホースが傷んでしまうので大きい工具で思いきってやるといいと思います。
ここまで外せたら本体の取り外しになります。
まずは下側に2本ボルトがあるので外してステーも一緒に外します。
後ろは3本ボルトも外します。
センサーカプラも取り外します。
想定外だったのはこれで外れるはずが、外れませんでした。
仕方ないので、正面の2本ボルト外して半分に分割しました。Oリングありますので交換です。そんな高くないのでとりあえず買っておくといいです。
とりあえず今日はここまでにしておきます。
雪も降りすごく寒かったのに
作業中は暑くて最後は半袖状態でした笑
追記。
夜に再度チャレンジしたらすんなり外れました。潤滑剤が浸透してたのかな。と思います。
センサーカプラが割れないように根元をしっかりつかんで真上に引っ張る感じです。ねじればとれると思います。
養生しておきます。