車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2020年07月28日 00時13分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
仕事ついでの群馬探索(最終回)「シリーズ終盤!大物草ヒロBEST3!!」
第1位
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“トヨタ ダイナ2000 ロングボデー パネルトラック RK170”です✨
さて、ついこの前始まったばかりのように感じる「仕事ついでの群馬探索」シリーズも、今回で最終回を迎えます😅
今回はラストにふさわしい大物草ヒロをご紹介させていただきます🙏
それが、こちらの2代目ダイナです‼️
この個体も前回のコロナ同様、かなり車通りの多い道沿いに置かれていた個体です✨
そんな2代目ダイナは1963年に発売されたモデルです😃
先代(初代)ダイナでは同社のボンネットトラックである“スタウト”とフレームを共用していましたが、この2代目からはダイナ専用に開発されたフレームを採用しています🎵
長さ3.1mの長尺荷台や、4灯式のヘッドランプ、広いフロントウインドウ等を特徴としており、安全性や快適性にも気を配った1台です😆
発売当初は1.9L.80psの3R-B型ガソリンエンジンモデルのみでしたが、経済性に優れる“いすゞ エルフ ディーゼル”に対抗して、1964年には2.3LのJ型ディーゼルエンジンモデルをラインナップし、この市場で大きな成功を納めたモデルです😁
さらに1967年には新型ガソリンエンジン車を導入、1.9L 93psの5R型ガソリンエンジンに変更されています♪
なお、こちらの個体には“DYNA 2000”のエンブレムとグリルの形状から察するに、ガソリンエンジン車の中でも、1967~1968年に生産された後期型と分かります🎵
物凄く濃い顔です…😆
無駄に飾らない無骨なスタイルでとてもカッコいいです😍
こちらが“DYNA 2000”のエンブレムです✨
背負っている箱には「トロージャン」の文字が👀
この「トロージャン」という会社は、1959年にスタートした、大丸・松坂屋のメンズ既製.パターンオーダースーツブランドです✨
当時の日本は高度経済成長期に突入し、ビジネス業界にも活気がみなぎっていました。
その頃から「ビジネスシーンではスーツを着用する」という概念が定着していましたが、その殆どはオーダーメイド式だったそうです…🤔
そこで、既製スーツの製造にチャレンジしたのが、この「トロージャン」という会社なのです🎵
しかし!
こんな今や当たり前となった既製スーツの製造に挑戦し、日本人にフィットするスーツを研究、製造し続けてきたトロージャンですが、残念ながら今年の夏に、その61年の歴史に幕を閉じてしまうそうです…
やはり自分の趣味の範囲外のモノでも、歴史ある会社が潰れてしまうというのはとても悲しいことであります…
そのため、この個体はとても歴史的価値のある1台だと思います。
内装です😃
シートはビリビリに破れ、ステアリングには草が巻き付いています😇
古民家の端に佇むダイナ…
ここの一角だけ1970年代で時が止まっている雰囲気が漂っています…
おまけ
ダイナからそう遠くない崖下の畑には…
まだまだ新しいヴィヴィオが物置として安直されていました😆
こちらもまだまだ頑張っていただきたい1台です✨
さて、これにて「仕事ついでの群馬探索」シリーズは完結です❗
ご愛読いただきありがとうございました🙇
明日からは新シリーズ「昭和のクルマが大集合!栃木県の超豪華ヤード!」シリーズを始めようと思いますので、そちらの方もどうかよろしくお願い申し上げます🙏