フェアレディZのエアコンガス注入に関するカスタム事例
2022年06月20日 20時00分
1985年式フェアレディZ(PGZ31)前期型にとアクティバンHH3乗っています。 超絶ドノーマル(?)。 北米輸出向けヘッドライトとヨーロッパ輸出向けウインカーを装着中。 1986年式300ZXを車検に向けて修理中。
エアコンガス充填中…
スッカラカンで2年放置していました。
この前ガス入れてもらおうと思ったらガス圧のプレッシャースイッチが死んでたみたいで缶を1つ無駄に…
さすがに真空ポンプは持ってなかったのでお店に持ち込みです…w
そのうち欲しいですけどね…
FRPの脱泡とか型取りとかに使えるので…
コンプレッサーですら小さいのしか持ってないほど家が狭いのです…
こちらが今回補充したR-12ガス(左3本)
正真正銘フロンガスですよ。
オゾン(O3)から酸素原子を奪い、酸素(O2)にしてしまうのです…
化学式にすると…
CFCl₃→CFCl₂+Cl (フロンから塩素ラジカルを生成)
Cl+O₃→O₂+ClO (オゾンと塩素ラジカルが反応)
ClO+O₃→2O₂+Cl(不安定な一酸化塩素が崩壊、塩素ラジカルが生成)
とループするため、塩素ラジカルが他の原子と結合しないかぎりは無限にオゾンが破壊されます。
オゾン層は大気の90%がオゾンで構成されており、他の反応を起こしにくいのです。
また、非常に高い温暖化係数を持っており、二酸化炭素の10000倍と言われています。
ここの缶を全て大気に開放すると二酸化炭素1.5t排出したのと同じくらい温暖化が進んでしまいます。
以上ウンチクでした。
ではまた。