アルトワークスの小分け投稿・水温に関する・メンテナンスは大事!に関するカスタム事例
2023年01月13日 11時57分
またまた、水温ネタになります🙇♂️
最後の投稿なので、まとめて投稿📖
長くなりますが、温かい目で見て頂けると嬉しいです🙇♂️
車の水温が異常に上昇することで生じる危険なこと
エンジンが高温になり過ぎるとエンジン自体が熱で歪んでしまい、そのまま戻らなくなる場合もあります。そうなるとエンジンパーツ同士が密閉できなくなり、冷却水やエンジンオイルが漏れて高額な修理が必要となる可能性が高くなります。オーバーヒートはエンジン損傷のリスクが高い故障でもあるので、水温が上がらないように気を付けることが重要です。オーバーヒートの状態で走行を続けると、エンジンが完全に破損する可能性がありとても危険です。
エンジンの温度が上昇すると、エンジンオイル温度も上昇してしまいます。 エンジンは金属部品で構成されているため、内部のピストンなどが動く際にかなりの摩擦が起きます。その摩擦を軽減させる役割がエンジンオイルですが、このオイルが高温にさらされると潤滑性がなくなってしまいます。その結果、部品の摩耗や損傷が起こってしまい、エンジンが壊れる原因となってしまいます。
車の水温が上昇したらどうしたらいい?
ボンネットから煙があがり、水温計の針が適温から上がってしまった状態であれば、すぐに車を安全な場所に停車させることが大事です。
オーバーヒートした場合は、水温が上昇した状況によって対処方法が異なりますので、次の点について確認をしましょう。
①エンジンを切らない状態での水温計の針の動き方
停車させたアイドリング状態で水温計が下がるのか、逆に上がってしまうのかを確認してください。水温計が下がるようならしばらくアイドリング状態で様子を見ていただき、逆に上がってしまうようならエンジンをすぐに停止してください。アイドリングで水温計が下がり正常な位置まで戻るようなら、近距離なら走行可能となる場合があります。しかしまたオーバーヒートする可能性が高いので、緊急的な移動以外は走行しない方が良いでしょう。水温計が上がる場合はエンジンをかけないようにし、水温計が下がる場合でも無理をせずロードサービスを呼んで整備工場で点検修理してもらう事をオススメします。
②冷却水の残量
冷却水が不足している場合は水(水道水)を代用することが可能ですが、緊急時以外はやめましょう。冷却水に含まれるロング・ライフ・クーラントの成分にはエンジン内部を錆びさせないようにする防錆効果があるのですが水道水や水には含まれていないため、水だけを入れたままにしておくとエンジン内部に錆びが発生し、エンジン内部の環境が悪化する恐れがあるのでオススメしません。
③冷却ファンの確認
ラジエーターにある冷却ファンが正常に回っていない場合は冷却ファン系統が故障している状態なので、エンジンを停止させ自然冷却をさせることが重要となります。作動しない冷却ファンは整備工場で点検修理を行うことが必要です。
オーバーヒート時の対処法として、他にはボンネットを開けて冷やす事やラジエーターに水をかけて冷やす方法などもあります。ここで注意する事は、オーバーヒートしている時にラジエーターキャップを開けないようにすることです。水温が上がってしまったラジエーターは内部の圧力が高まっている為、熱湯が吹き出し大変危険なので絶対に開けないでください。
水温が上昇しないようにする方法として、ラジエーターの冷却水とエンジンオイルのチェックを定期的に行うことが大切です。定期的に点検をしておくことで不具合の起きている状態を早期に見つけることが可能となりますし、問題ない事を確認しておくことで安心して運転することができます。整備工場での定期点検なら必要箇所を点検してくれるのでオススメです。ご自身で点検をすることも大切な日頃のケアですが、より確実的な点検はプロにお任せしましょう。
まとめ
車の水温が異常に上昇した時はどのように対処したら良いのか参考になりましたでしょうか。 実際に水温が異常に上昇し、オーバーヒートの状態になってしまった場合は早めの対応が必要となります。 対処方法を予め覚えておいて対応をすることや、整備工場の方に定期点検をしてもらい、オーバーヒートするような状態にならないようにしておくことがとても大切です。