カプチーノの左足ブレーキ・フットレストに関するカスタム事例
2023年12月27日 11時12分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
前日のつづき。
元々フロアに開いているこの穴を使って固定します。
印付けて・・・
穴開けて、ついでに補強も入れて・・・
固定しました。
昨日は医者にも行ってたので作業はこれだけ。
ATカプチーノの足元は狭い・・・
実はMTに対してATが太い?エンジン直後の太い部分が長い?
ミッションケース形状を上から見たとして、
T がMT
Y がAT
みたいな感じ。
上がエンジンね。
それによりフロア形状も違います。
そのため左足をブレーキに使うと右足との距離が近く、カカトの位置次第では干渉します。
今回の加工?でカカト位置が定まり、干渉の心配が無くなりました。
これで試運転してみたいところですが、さすがに無理・・・
右足ブレーキ時。
基本カカトを浮かせて左右移動するので、問題なく操作できます。
これは自分以外の人が運転することも想定してのテスト。
余談。
老人のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を良く耳にします。
その原因の1つと言われてるのが、右足を横移動させる筋力の低下により、ブレーキペダルに移動したつもりがアクセルにも足がかかっていて、ブレーキ踏んだらアクセル踏んでた、なんてことが起こるそうな。
実はこれ、自分も感じたことがあります。
ご存知な方も多いでしょうが自分は身体障害者で右足が悪いのですが、痛みが厳しく動けなかった時期に、コーナーなどの横Gがかかるところで隣のペダルに靴が引っ掛かることが何度かありました。
多分筋力が衰えたことで、今までの感覚での横移動量が減ったものと予想されます。
その後痛み緩和治療でましになり、筋力が少し回復したら靴が引っ掛かることも無くなったので当たってそうに思います。
老人もこの筋力の衰えがひどくなることで踏み間違いが発生している可能性は、十分考えられると感じました。
こういうのって、健康なうちはなかなか気が付かないもの・・・
とりあえず靴がとなりのペダルに引っ掛かるようになったら注意かも。
で、その対策案になりえると個人的に以前から考えているのが左足ブレーキ。
足の横移動が無くなるので、踏み間違える可能性が低くなるはず、という考えです。
これ、考える方は少なくないようで、すでにとなたかが対策案として打ち上げ済みですが、それに対し「今まで右足で操作していたものを左足に切り替えるのは難しい」という反論意見を見かけました。でもこれ、多分試しもしないで反論してるよね・・・と感じまして・・・
ということで、自分自身で試してみることにした感じです。
10月後半、ハイエースに左足ブレーキペダル増設(ハイエースはブレーキペダル左にハンドルの軸があるので、ノーマル状態では左足ブレーキを行うのが困難)しまして、そこからカプチーノ、キャンバス共に左足ブレーキに切り替えました。
元々たまにしか車に乗らない状況ですが、切り替えから2ヶ月ですでに自然と左足がブレーキ踏みにいくようになってます。
左足ブレーキへの切り替え、結構簡単でした。
ちなみに右足でのブレーキも体が覚えるので健在。
ただ、どの車も左足でブレーキ踏むようには考えて作られてないですね。
フットレストの位置が全く合わない・・・
メーカー側も踏み間違い対策の1つとして左足ブレーキ用フットレストをオプション設定してもいい気もします。
健常者が開発してるだろうし無理かな?