Vクラスのウォーターポンプ交換・プーリー交換・テンショナー交換・ベルト交換に関するカスタム事例
2022年07月09日 21時07分
なんでもガンガン積めるこの頼もしさは、まるでハイエース。 でも、フロントにはスリーポインテッドスターのエンブレム。エンジンは、当時のSクラスなどにも搭載されていたM272エンジン。パワーは十分で、このギャップが好きです。燃費は仕方ないですね‥。 毎日の通勤やレジャーに大活躍しています!
相変わらず暑い💦ですが、整備作業をしました。
前々回の投稿でオルタネーターとエアコンコンプレッサーを替えてもらったと報告しましたが(大枚叩いて)、今度はベルト周りの他の補機類が気になり始めました。
ちょっと前からエンジン回転数に比例してウィーンというモーター音みたいのが聞こえます。🤔
今回はDIYで。以下、素人DIYの備忘録。
M272エンジンの整備はネットにたくさん情報があるので助かりますね😀
後期2011年式、11万7千キロ走行です。
購入したのは、ベルト周りの以下の部品。
Vベルト
テンショナー
アイドラプーリー2つ
そして、右のウォーターポンプ
ウィーン音はウォーターポンプが怪しいと踏んでました。A/Cコンプレッサーとオルタは替えたばかりだし、プーリー、テンショナー、ベルトは2万kmまえに交換していたので。でも、どうせなのでプーリー、テンショナー、ベルトも交換です。
まずは、エンジン前側にアクセスするために、カップリングファンを外します。
Amazonで買った安物の回り止めと、アストロのドデカ36mmのファンレンチ。回り止めの方が、なぜかうまくハマらず、ヤスリで削って修正。穴のところをウォーターポンプのプーリーに付いているボルトに引っ掛けます。
ファンレンチも掛けて、ふつうとは逆で、時計回りで緩みます。かなり固かったですが、渾身のパワーを掛けたら緩みました💦
ファンが外れたら、ファンシュラウドとともに持ち上げます。シュラウドの下部にオイルラインがクリップされていたので、事前に外しておきました。
次はテンショナーに17mmのソケットを掛けて押せば、あっさりVベルトが取れます。
テンショナーのストッパーの穴にはドライバーを突っ込んでおきました。鏡で穴位置を確認しながら。
手前にあるエアポンプが邪魔なので、取り外し。ネジ数本とゴム配管を引っ張って外すだけです。
アイドラプーリー2つも、ボルト緩めて取り外し。
上の画像は取り外し後。
次はウォーターポンプですが、まずはクーラントを排出。クーラントは最近交換したばかりだったので、キレイな容器に受けて再利用です。
いよいよウォーターポンプの取り外し。たくさんのボルトを外しました。
下側に刺さっているラジエーターホースが固着していて、抜くのに苦労。
外したボルトは、ダンボールにウォーターポンプの絵を描き、同じ位置に刺して、ついていた場所が分かるように。
左が外した方で、右が新品。
外した方は、軸に少しガタが出ていて、回すとシャーという音が。。もちろん新品はガタなし、無音です。
エンジン側にガスケットが残っていたので、キレイに掃除。これが地味に一番大変だったかも。。😅
キレイになりました。
そして、ウォーターポンプの取付け。
たくさんのボルトの締付け順番と2段階の締付けトルクがあるようで、漏れたらイヤなので整備書通りに締めました。
あとは、新品のアイドラプーリーを取付け。テンショナーも交換。締め付けトルクは、すべて35Nm。
いずれも右が取り付けた新品。ベンツマークないですが、同じメーカーのようです。
元通りに組み付けていき、クーラントも入れて完了です。試運転して漏れがないことも確認。
なんだかんだで、丸一日かかりました。。
そして、肝心のウィーン音ですが、ほぼ気にならないレベルになりましたし、今後漏れる可能性もあったので、ウォーターポンプ交換は正解でした。
あと交換してないのはパワステポンプだけですが、不調が出たらまた考えます。。🤣