Gearさんが投稿した自作・FMラジオ・Arduinoに関するカスタム事例
2021年04月04日 12時17分
完成!🎉
アクリル板に手芸用のアイロンビーズと画鋲を並べて、レジンで接着します。
基板作りは試作の経験が活かされたためか、とてもスムーズに出来ました。ただ、タクトスイッチの向きを間違えたのと配線を1ヶ所わすれたので、完成したと思ったけど、音が出なかったり、表示が出なかったりで焦りました。完成を急いで確認せずに進めたのが敗因でした。じっくり確認してたら間違えずに出来たと思います。まだまだ経験が足りない状況です。^_^;
マイコンを小型にしたら、初期選曲がずれました。Tokyo FM → J-Wave です。特に問題ないのでこのまま使います。
基板の裏側です。
アンテナ線は約30㎝、基板の周囲に編み込みました。電波状態によっては受信感度に問題が出そうな配線ですが、今のところ一部を除いて問題なく受信しています。
SONYのFM WALKMAN とサイズを比較してみました。
機能的にはほぼ同等の両者ですが、仕組みはだいぶ違います。筐体では負けていますが、機能的には、自作機の方がディスプレイの分だけ勝っている気がします。
. . . . . .
さて、自作FMウォークマンの方を外に持ち出して、近所を散歩しながらインターFMを聴いてみたら、結構ちゃんと聴こえてたので大満足でしたが、屋外で使ってみてあらためて気づいたのは、街の騒音とラジオの音量の関係です。耳の感覚的な部分もあり、現在の大小音量スイッチだけだと不満がありますね。そんな訳で、段階的でいいからボリュームスイッチを追加するか迷ってまいるところです。
結局・・・
手持ちのイヤホンで音量調節機能が付いているものがあったので、あえなく解決してしまいました。出力側は音量高でイヤホン側の手元ボリュームで音量を下げることにしました。
おまけ
基板の固定部分に注目です。
画鋲だけだと基板がしっかりと固定出来ないので被覆線の被覆を使って針部分をカバーしてみました。このアイデア、針先で痛い思いもせずに済むので一石二鳥でした。
ゴルフをやられる方ならお馴染みのマーカーのようなものがあれば画鋲の代用になりますし、基台にレジンを盛って突起を作成しても良いと思います。
機材紹介 1
普通の半田ごてです。
20wですが、細かな作業が多いので、今回はこれで丁度よい感じでした。
根元のボルトに絡ませている針金は、プラスチックに小さな穴を空けるために取り付けたものです。穴ばかりでなく横にずらすようにして大きく切りとることも出来ます。
機材紹介 2
レジンを固めるのに使用した紫外線投光器の照射状況です。日焼けサロンと同じ原理です。
正直、日中で日差しがあれば外に出した方が作業が早いです。夜間の作業用として仕方なく使いました。
機材紹介 3
300wのヒートガンです。
アイロンビーズを結合させるために使用しました。一旦結合させてからの分離には刃物が必要です。同じ作業でビーズの穴を広げることも出来ます。
その後、
外部電源を試しました。
部屋で聴くのなら電池切れの心配がない電源に繋ぎたいと思っていたら、使わなくなったPCのレギュレーターモジュールに5Vを3.3Vに変換するものがあったので繋げてみました。
このモジュール、5Vの出力ポートもあるので、ジャンパー線を繋ぐだけで、ラジオを聴きながらリチウムポリマー電池の充電も出来てしまいます。
先ほどまで安全性を考えて、スピーカーアンプの電源は別にしていたのですが、レギュレーターの仕様を調べたら、余裕で大丈夫そうなので繋いでみました。今のところ問題なく動作してくれているので、しばらくは、この状態で使ってみることにしました。後ほどトータル電流を測ってみようと思いますが、とりあえず、レギュレーターのヒートシンクがどれくらい熱くなるか観察してみます。
観察中のヒートシンクですが、熱くなることもなく余裕のようでした。