ボクスターの刀・拳銃に関するカスタム事例
2021年04月12日 13時06分
ポルシェと日本刀のコラボされてる方がおられましたので、支援致します。
旧日本陸軍九八式軍刀。支那事変から大東亜戦争末期までの将校装備。
将校の装備は、制服はもとより拳銃から軍刀まで、基本的に全部自費で調達せねばならず、相当なお金を用意する必要があった。その資金なき場合、村や町の有志からの寄付などで賄ったが、末期になるとそれでも足りない事が多く、代々村に伝わる侍の刀を持参したり、拳銃嚢(ホルスター)の中身が空っぽの将校もおりました。
写真の将校用軍刀は、自分で組み上げた模造刀身拵え。
自分は、居合を趣味としております。これらは居合用の模造刀で、本身ではありませんので、悪しからず。
旧日本陸軍九五式下士官軍刀。
最前線の兵隊の統率者は、軍曹、曹長、伍長などの下士官となる。下士官は、通常の兵隊装備の他、九五式軍刀、図嚢、双眼鏡などの装備が支給された。
下士官は、突撃に際し小隊や分隊の先頭に立ち、抜刀状態で斬り込まねばならず、下士官軍刀は、白兵戦で実際に敵兵を斬る為の仕様として特化している。
前線に立たない士官の九八式軍刀は、儀礼的意味合いの強い装飾品であり、斬撃を行えば、侍の刀と同様、刀身を全て分解して手研ぎする必要があった。しかるに、千人斬りなど刀を知らない者の捏造である。
九五式下士官軍刀は、鞘、刀身ともに最前線での行軍、突撃を想定し全て堅牢な金属製とした。柄の部分は、遠目に士官の物と変わらないように見えるが、鋳物のモールドを塗装しているだけの一体型の物となっている。
刀緒は、士官用が高価な組紐であったのに対し、下士官用は、堅牢な革製となっている。
サムズミリタリヤ製模造刀。
二十六年式拳銃。明治二十六年、日本陸軍に正式採用された国産中折れ装填型回転式拳銃。
ハートフォード製ヘビーウェイトモデル。
日本陸軍十四年式自動拳銃後期型。
通称、南部十四年式と呼ばれるが、技術将校南部麒次郎は、設計に直接関わっていない。和製ルガーと呼ばれるが、形が似ているだけで、機構は全く異なる。一度見たら忘れない美しいデザイン。宇宙戦艦ヤマトの古代進が携帯するコスモガンは、この銃を基にデザインされ2114年式と刻印されている。
マルシン工業ヘビーウェイトブローバックモデルを自分でブルーイング。木製グリップは、ワトコオイルで仕上げた。拳銃嚢は、中田商店製レプリカのミンクオイル仕上げ。ランヤードは、同じく中田商店製を自分で染め上げた物。