ワゴンRのドライビングテクニック・黒沢元治・タイヤと路面の会話・荷重移動・速く走りたいに関するカスタム事例

みなさん。

この人を知ってますか？

今年78歳のこの人を。

アラフィフ以上じゃないとわからないと思います。

この人の名は黒沢元治といいます。

（通称ガンさん）

元レーシングドライバーです。

おれが若い頃から一番尊敬してるドライバーです。

若くしてその才能を買われ日産ワークス入りし、スカイラインGT-Rの栄光の勝利にも7度も貢献しました。

その後日産ワークスを辞めた後、1974年の2人が亡くなる大事故の責任をただ1人問われ一年以上出場停止となり、そしてレース界から去っていったガンさん。

（この事故、子供の頃にレース見るのが好きな父と見てました。「風戸が死んだ」と父が言ったのを覚えてます。）

でも車の世界はガンさんを必要としていました。

車のセッティング力、ドライビング理論、そして速さ。

今も昔もガンさんは超一流です。

若くして二輪のチャンピオンになり

四輪に転向後、当時の日産ワークスチーム入りします。

右がガンさん。左がチームメイトの高橋国光選手。

この眼光。

職人の目です。

70を越えてもなお、車への情熱は冷めることがありません。

こんなおじいちゃんが速いなんて信じられますか？

おれは、市販車を走らせたらガンさんが今でも日本一速いと思ってます。

YouTubeで「黒沢元治 ドライビング」で検索するといっぱい出てきます。

ガンさんは基本、グリップ走行です。

スムーズで派手でなく速い。

おれの理想です。

おれの車はワゴンRで全然速くないですけど、ガンさんのドライビングテクニックを頭に入れて走ってます。

だから車高も必要以上に落としません。

ガンさんが言う「タイヤと路面の会話」と「荷重移動」は常に意識してます。

一度でいいからガンさんに会いたい(^｡^)

長文お付き合いくださりありがとうございました。