ジムニーのナックルオーバーホールに関するカスタム事例
2020年10月03日 10時02分
先日、SJ30のナックルオーバーホールを行いました。
新車から34年経過している割にはガタなどは発生してませんでしたが、これまで一度もオーバーホールしてなかったので予防整備として実施。
34年経っている割にはオイルシールも問題なくデフオイルがハブまで流れてきていることもありませんでした。キングピンベアリングも上下とも錆なくグリスも残っており正常でした。
念のためオイルシールやキングピンベアリングとも新品に交換。
ホイールベアリングは問題なかったのでグリスを充填し再利用しました。
オーバーホール後はステアリングがどっしりと安定しました。
用意した部品たち。
安い社外品が入手できるオイルシールやキングピンベアリングはモノタロウで購入。
その他はスズキ純正部品を購入。
フリーホイールハブを外して、ハブのロックナットが回転しないように倒されているロックワッシャーの爪を起こします。
スズキ製ハブナットレンチでロックナットを外します。
フリーハブのシールが劣化して水が入っていたようでロックナットはサビが発生してました。
ハブのロックナットを外してもハブベアリングが固着してハブがスピンドルから外れない💦
ワイトレ付けてスライディングハンマーを使うことで外すことができました❗️(ワイトレ付けないとシャフトが当たってスライディングハンマーのアタッチメントが付きませんでした)
ドライブシャフトのオイルシールもスライディングハンマーで外しました。
スライディングハンマーで外すと周囲にキズがつき難いですね。
キングピンベアリングのカラーもマイナスドライバーとハンマーの打撃で外れました。
グリスを詰めて組み立てます
CVジョイントにもグリスをたっぷりと。
途中写真はかなり省略しますが完成❗️
朝から夕方までやって左右完了しました。