カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・イプサムに関するカスタム事例
2025年02月01日 13時48分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第329弾
トヨタ イプサム(2代目 20系)
最後に2代目のイプサムに乗ってみました。発売からかなりの期間が経過していますが、なんとまだ乗れるところがありました。では、どうだったのか見ていきましょう。
20系イプサムとは?
『ファミリーユーザー向けのスタイリッシュ・ミニバンがイプサム。初代モデルは3列シートを5ナンバーサイズで実現していたが、この2代目は「ミニバン、トゥモロー。」をテーマに、パッケージ、ユーティリティ、デザイン、走りのすべてを進化。乗員7人がゆったりと乗れる居住スペースを確保するためにボディサイズを3ナンバー化し、スタイルはかたまり感のあるダイナミックなワンモーションフォルムがあたえられている。搭載されるエンジンはVVT-i機構をそなえる2.4L 直4DOHCユニット。160ps/5600rpm・22.5kgm/4000rpmのパワーとトルクを発生しながらも、「良-低排出ガスレベル」のローエミッションを達成している。駆動方式はFFとアクティブトルクコントロール4WD。コラムに配置されるSuper ECT(4AT)を介して、フロント/ストラット・リヤ/トーションビームのサスペンションに動力が伝達される。シートは2-3-2の7名定員と2-2-2の6名定員の2タイプ。7名定員のセカンドシートはベンチ、6名定員はキャプテンシート仕様となる。グレードは駆動方式に関係なく豪華装備の240uと240u Gセレクション、スポーティな240s、充実装備の240i、ベーシックな240eをラインアップ。240iと240eは7人定員のみとなるが、他は6人と7人の選択ができる。安全装備として全車にデュアルエアバッグ、ブレーキアシスト、EBD付きABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装備。また、オプションで盗難防止システムのイモビライザーを装着することも可能。』
(goo-netより引用)
今回の車両は240i タイプGという2003年に発売された特別仕様車になります。
『今回の特別仕様車「タイプG」は、外観は、エアロパーツ(フロント・リヤ大型バンパー/サイドマッドガード)、16インチアルミホイール、フロントフォグランプなどを特別装備し、外板色には特別設定のスーパーレッドマイカ(オプション)とブラックを含む全4色を設定。内装は、上級グレードのシート&ドアトリム表皮(アイボリー)、本革巻き4本スポークステアリング、オプティトロンメーターを採用し、質感を向上している。』
(goo-netより引用)
タイプGの詳細情報はこんな感じです。平成15年9月登録で、今まで乗った中で一番古い車です。以前レビューしたGD型フィットより古いですよ。新車価格は227万円、四駆が251万円です。今なら大体300万円前半くらいの価格帯でしょうか。
外観
外観は、上質さもありつつシンプルさがあります。ヘッドライトは大きめですが鋭さが無いです。グリルもそこまで大きくなく、メッキ装飾が入り上質です。そこからエアロが組み合わされるので、見栄えも良くなりますね。サイドは特にキャラクターラインは無いですが、ドア下側にモールが設置されています。私は無い方が良いです。ぶつけた場合に安く交換はできるかもしれませんが。リアは、低排出ガスステッカーが初期のデザインなことに、古い車なんだと実感されます。私は要らないですけどね。年数経過したら劣化するだけ。今の車は無くなったので良かったです。テールランプも大きめですね。まとめると、シンプルな外観ながら上質さがあり良いですね。この色もパールホワイトではなく、スーパーホワイトIIというソリッドのホワイトなので、シンプルさに拍車をかけてますね。
内装
ドア側は、上側がハードプラで、中間辺りがファブリックとなっており範囲も広いです。そこから、木目調パネルが使われるので質感高いですよね。インパネは、触れたらハードプラです。ただし、グレーやベージュで使い分けたり、木目調パネルを使ったり。質感は高いですよね。これが227万円かと思うと驚きです。室内照明は豆球です。シートはやや固めですが、長時間乗ってもそこまで疲れることはありませんでした。シートの手触りは質感高いです。シフトはコラム式ですね。そこまで癖が無いので扱いやすい方です。エアコンの温度調節はダイヤル式です。節度感は微妙ですね。ペダルレイアウトは良いです。足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。助手席は22cm〜平手が入らない程と広めですね。後席は、こんなにドアが大きいのかと驚きです。質感は特に変化は無いです。ボディ剛性は当時と基準として見たら良いと思います。後席のシートもやや固いので良いですね。身長177cmの私で、頭上空間が拳2.5個、足元空間が29cm〜平手が入らない程と広いです。3列目は拳1.5個、足元空間は平手入りませんでした。ただ、2列目を前に出せば最大55cmの広い空間が確保されます。角度調整はできます。
ペダルレイアウトは問題ありません。
シフト周辺。カップホルダーは引き出すタイプ、テープ貼ってある箇所は灰皿だと思います。
なんと、アクセサリーコンセントと3色端子付きです。100Wとは言えどスマホ充電できますよ。
車幅は掴めないです。ボンネットが全く見えません。ワイパーもガッツリ見えていますね。2001年頃だと難しいかもしれませんが・・・。この頃ってワイパー綺麗に隠れていた車ってあったのかな。幅は1760mmで想像よりナローです。1800mmくらいあるかと思っていました。
グローブボックスは容量問題ないです。
2列目にエアコンの送風口があるのは良いですね。
メーターは視認性に問題はありません。見た目も良いと思います。
荷室
大体ですが幅124cm、奥行き51cm、奥行き80cmです。
荷室にアクセサリーソケットがありました。素晴らしいですね。
3列目を倒して奥行き120cm、2列目を前にスライドさせて189cmになります。
横になりました。前に移動させた2列目に隙間があるので、そこを埋めれば問題ないですね。
1列目と2列目も繋がります。
ヘッドライトを点灯させました。ディスチャージ式、いわゆるHIDです。テールランプは豆球です。この時代なら豆球で構わないですね。
タイヤ
15インチの社外スタッドレスタイヤです。純正は16インチアルミホイールになります。ホイールはダンロップのMACBES MB8です。タイヤはダンロップのウインターMAXですね。
搭載エンジン
2AZ-FE型の2.4リッター160馬力、4ATになります。エスティマとか色々な車種に積まれたエンジンです。アクセルは残念です。若干柔らかさがあり安っぽいです。ブレーキも正直悪いです。3割くらい遊びで、そこから効き始める印象です。3代目エスティマもこんな感じのブレーキだったと思います。これは本当に残念。加速性能は普通です。想像よりはパワーはありました。これなら人を乗せてもパワー不足には感じないと思います。坂道でもパワーがあります。ただ、加速反応、これがATにも関わらず2テンポ遅れますので残念です。静粛性は高いですね。また、ロードノイズも目立たないので良いです。dBは67前後です。停車時は、かなり振動があり、シートやフロアがプルプル震えます。この時代のトヨタ車はここら辺の造りが甘いです。残念。dBは55前後です。ハンドルは重たく、だるさも結構あります。車のキャラクター考えるとだるさは問題ないのですが、もう少し軽くして貰えたらよかったです。サスペンションはソフトで乗り心地が良いです。大きな段差でもドンとは来ず、そこまで乗員に衝撃が来ないので良い乗り味ですね。リアの突き上げも抑えられています。直進安定性は良いと思います。高速道路も乗り心地が良いですね。dBは69前後でした。カーブ曲がった時はややロールはあります。
まとめ
良いところ
・内装の質感は価格に対して高い。+0.5点
・ダイヤル式エアコン 節度感🔺
・ペダルレイアウト⭕️
・100wのアクセサリーコンセントが備わる。
・乗り心地⭕️。ソフトで良い乗り味。+0.5点
悪いところ
・アクセルとブレーキはダメ。−1.0点
・車内からガッツリワイパーが見える。2001年頃なら難しいのかな?−0.5点
・加速の反応が悪い。−0.5点
・停車時の振動の大きさ。−0.5点
評価:3.5点 悪くはないです。検討しましょう。
基本的にはこの時代のトヨタらしく、質感も高くて乗り心地も今の車と遜色無いので良いと思います。ただ、悪いところで出した細かい箇所が気になります。それもあるので私からの評価は3.5点です。今から買う方は好きで乗る方以外まず居ないと思いますが、アルファードのような上質さは欲しいけど、スライドドアが不要ならイプサムを検討してみても良いかもしれませんね。次回はまだ未定です。ではまた次回に。