インスパイアのレカロ・シートレール・加工・自作・ポジション調整に関するカスタム事例
2020年03月30日 17時23分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
どうもマニアックカーズ副店長のラファ松です
自作で加工したレカロベースフレームが完成
超ウルトラローポジになったマイカーのレカロシート
あらゆる部材を使用して限界を探ることができました
センターコンソール脇の下にギリギリまでレカロを寄せてシートスライドする為に養生テープで保護しておりました
レールのベルトステーがフロアにスレスレ過ぎるのとハーネス処理しても余り芳しくないので
元々の状態にします
ステーを外すのですが
助手席用として使いたいとおもいます
今回のは戻った部材に金属加工してステーの可動範囲を広げました

仕上げにシートのポジション調整します
組み立ての際
スライドレールの渋さを抜きます
半年間悩み導き出した高さ
なんと52㎜!
普通なら無理な調整範囲
レカロ純正パーツだから出来る
裏技です
レカロ純正のスペーサーはトータルしてD型6㎜+7㎜+下駄33㎜+D型6㎜
使用したボルト
RECAROのAM19シート側
M8×20㎜、4本ワッシャー付きでD型6㎜をかましてあります。シート側にナットが貫通出来ない理由があるので必ず専用スペーサーが必要です
レール側
M8×26㎜、4本ワッシャー付きでD型6㎜と7㎜を重ねてあります。シートベルトステーが付いているのでD型6㎜で逃すことが必要
※レカロ純正で下駄箱を使用しますとデフォルト設定で46㎜になります
ですので7㎜スペーサーを追加したのが私の唯一の「調整」になります
今流のレカロシートの高さ調整を再現したものであり
私が悩んでた数値はたったの7㎜でした
中間部の下駄箱側
上下に各レカロシートに対応した「穴」が空いております
強度不足にはなりません
メーカーの説明で出来る組み合わせになります
めちゃくちゃ時間かかりますが
オフセット0からやり出し
レールとフロアの最低位置の割り出し
シートの角度
シートベルトの位置
バックルの見直し
何回もプロに通って得る事もあるでしょうが
こんだけの内容から見てくれる店に行っても
通常通りいかないです
素人レベルから苦労してきた経験
失敗しても諦めない
買って損しないレカロは少ないです
駄目な物は何してもダメ
体躯や個人差
自病、整体等
見あった物が見つかれば
運転が楽です
吸い込まれます
これにて完結😚‼️