コンパスのFALKEN AZENIS FK510・タイヤ交換・フジ・コーポレーションに関するカスタム事例
2022年06月15日 16時09分
ジープ・コンパス(雪山用)とルノー・アルカナ(レジャーと妻の通勤用)の2台持ちです。 過去のクルマ歴は(古い順に) ホンダ シビック25i(ワンダーシビック) VW GOLFⅡ プジョー 309GTI VW GOLF Ⅲ シトロエン Xantia Break マツダ MPV ユーノスロードスター ホンダ シビック(EU-3) ホンダ H-RV(GH-3) ホンダ CROSSROAD(RT-3) VW POLO (6R) VW TIGUAN
先日発覚したパンクを機に夏タイヤ4本交換。
新車時の装着タイヤはメキシコ製のブリヂストン DUELER H/P SPORTでしたが
今回交換装着したのがファルケン AZENIS FK510。
フジ・コーポレーション店頭価格で税込1本19,400円 工賃他コミコミで計9万ちょい。
タイヤサイズは235/45R19ですが、コンパスSモデルのこのサイズ、なかなかメーカーのサイズ展開が無いため選択肢が少なく、あっても非常にお高い(3~5万/本)。
なのでこのファルケンはニッチなサイズももれなく揃えて、なおかつ安くて、変なサイズの車のマニアには非常に助かります。
そこで気になるのはブランドイメージと性能ですね。
もともとファルケンって、中高年の人には記憶があるでしょうが(笑)古くは大阪のオーツタイヤのブランド。
それでイマイチのイメージをお持ちの人がいると思うのですが(自分もそうでした)そのオーツタイヤを住友ゴムが吸収合併したのが現在。
住友ゴムは現在、日本を含めたアジア圏向けのダンロップとグッドイヤーを製造販売していますが、
しかしダンロップとグッドイヤーの母国の欧米での販売権を持てない為、欧米市場の販売のためにファルケンブランドを展開。
同時に日本や中国のアジア圏でも販売、と言う流れです。
なので、現在日本で売られているダンロップやグッドイヤーとファルケンは、同じ住友ゴムの日本工場製。
しかしこのアゼニスはこんなにお安いのに、ファルケンのフラッグシップタイヤ。
性能は、特に欧州のニーズに向けた性格でしょうか、既に妻の車(VW)でも極太の255/45R19を今2セット目を履いていますが、
その実感では、雨天時の排水性と、高速域の安定性が非常に良い。(VWの新車装着のピレリよりワンランク上)
でも、その反面感じた弱点は劣化の早さ。タイヤの減りが早いのでなく、ゴムの硬化が早いようで、
2万キロくらいでショルダー面のひび割れが目立ち、乗り心地とグリップも少し落ち始めます。
なので、走行距離が多く、劣化したらまめに新品に履き替えたい人にはいいでしょうが、
走行距離が少なく、4~5年と長く持たせたい人、そしてエコタイヤ志向の人にはあまり向かないかもしれません。
で、今回の交換で気になったのがタイヤバランス。
以前新車装着の夏タイヤを外したとき、メキシコ製ジープ純正ホイールの裏にバカみたいに沢山バランスウエイトが貼ってあって、
その工作精度の低さに大笑いしたのだけど(いや笑えない)、
今回もバランスウエイト貼りまくり大会になるのかな、と思いきや、
貼られたバランスウエイトは前回の半分以下になりました。
タイヤ屋さん曰く「タイヤとホイールの相性かもしれません」とは言うけど、
メキシコ製ブリヂストンもなかなかテキトーなんだなと思いました(笑)