ランサーエボリューションのDIY・ヘッドカバーパッキン交換に関するカスタム事例
2020年11月18日 13時20分
ロッカーカバーパッキン交換+カムシャフト確認します。
まずは、カバー周辺の邪魔になるものを取っ払います。
イグニッションコイル
PCVのホース
ブローバイのリターンホース
エンジンフック
ハーネスのブラケット
etc...
ロッカーカバー外す前に、タイミングベルトカバーのボルトを外しておきます。
ロッカーカバーを固定するボルトも外して、フンっと引っ張ると、ボコっとカバーが剥がれます。
カバーが剥がれたら、後ろ側から持ち上げて、タイミングベルトカバーを逃げるように外します。
カムを見てみると、純正でした。
PCVバルブもこの際、新しいのに交換しちゃいます。
バルブ本体はすぐに抜けますが、ゴムの方は硬くなって抜けにくいです。
うっかり奥に落とさないように!!
ラジオペンチとか、小さめのホースピックがあると落としにくいです。
古いパッキンを取り除いて、新しいパッキンにします。
パッキンを入れる溝は、パーツクリーナーできれいにしておきます。
パッキンの溝ですが、写真の赤線部分に液体シール剤を少量塗ってから、パッキンを溝に嵌めます。
プラグホールパッキンも組み付けておきます。
エンジン側のカムシャフトの付け根にシール剤をグリーンピースサイズくらいを目安に絞り出しといて、ロッカーカバーを乗せます。
ボルトは中心から「の」の字状に締めます。
最初は手締めで、次に本締めします。
締め付けトルクは3Nmなので、レンチの根元を持ってギュっとするくらいでOK
注意として、エボ4~8MRまでのMIVEC無しのエンジンは、緑線部分が平らです。
そこに半月状の部品が嵌まってるので、取り外して清掃して、嵌め込み溝にシール剤を薄く塗って組み付けてから、ロッカーカバーを組み付けます。
後は元に戻して完成です。
MIVEC有りと無しで、ヘッドカバーパッキンの形状が違います!
注文時には特に気を付けましょう!!