コペンのL880K・コペン・VITOUR TIRE・うぉでっか·····・ムチムチの実に関するカスタム事例
2025年01月14日 00時49分
今まで私は勘違いしていました。
別に特別太いわけでもないホイールに気持ち太めのハイグリを組んでショルダーがいい感じになってるのがいわゆる"ムチムチ"な状態なのだと。
こんなものはムチムチとは言えません。細い足にさらにスリムなニーソを履かせた状態のことをムチムチといいますか?言わないでしょう。
では本当のムチムチとはなにか·····こいつを見てください。
ホイールはメインから予備に格下げされて激おこのRPF1 15インチ7J+35さん、タイヤは突如としてヤフオクに現れた超新星、VITOUR TEMPESTA P1 225/40R15さんです。
7Jに225です。そう·····私は今回、本当の"ムチムチ"というのは太いホイールにさらに太いタイヤを履かせることなのだと気付かされました。
ムチムチのふとももに食い込む悲鳴をあげるニーソ、たまらないですよね。
※写真提供者・組んでくれた車屋さんの人
一言コメント「正気かと思った」
実はこのタイヤ、車検用に買いました。
車検で車高がぶち上がっているあいだもカッコよく乗りたかったので、車高が今くらい低くなくてもそれなりにキマる仕様にしたいと考えた結果思いついたのがハイグリツライチでした。
浅溝で減りやすいハイグリでも車検のあいだの短期間なら大丈夫だろうと睨んだわけです。
あとコペンの純正フェンダーに225はなかなか居ないだろうと思ったので。
※写真は過去仕様時
7Jに195/45R15で履いていた時期があったので、あまり外径は変わらないしキャンバー寝かせて引っ込んだから楽勝だろうと思っていましたが、実際に履かせてみると問題がいくつも出てきました。
1つ目はハイグリ特有のトレッド面のサイズ詐欺。225とショルダーにしっかり表記されているのにもかかわらず隣にあった245のタイヤより幅がデカい。おかげでツライチを超えてハミタイです。
2つ目は前述のサイズ詐欺のせいでタイヤが車高調のロックシートに干渉してホイールが装着できません。これは車検時には車高をあげてロックシートが上側に移動するのでなんとかかわせそうです。
3つ目も前述のサイズ詐欺によってタイヤがアクスルに干渉して回りません。が、前回分からせたところをさらに分からせ増しを行うことでこれも回避出来ます。
4つ目はジャッキアップした状態なのにハンドルを切るとタイヤハウス内の鋭利な部分がギリギリ。着地していない状態でそれなので、車検時に車高が上がっている前提とはいえバンプすると確実に当たるでしょう。
いまのところ優先すべきは4つ目の問題です。という訳で納車して2年、タイヤハウスへの干渉を回避するためいよいよモノコックフレームを破壊していきます。
私の親は888/88R88まで大径化されたタイヤと斬鉄剣をもしのぐ切れ味になるまで鋭利になったモノコックフレームのあいだに挟まれて命を落としたため、干渉予想箇所を文字通り親の仇ぐらいぶっ叩きました。過去の悲劇はもう繰り返させません。
写真は撮っていませんがリヤアクスルも > から ]ぐらいになるまで分からせました。
ちなみにこの > は山パーレン、 ]はブラケットと呼ぶらしいです。勉強になりましたね。
とりあえず写真を撮りたかったのでジャッキから下ろしましたが、タイヤがフェンダーに乗っかって行動不能になりました。今からこいつの名前は「強引にフェンダーメリィ号」です。長いのでGFM号としましょう。
そもそも車検用だというのになぜこんなデカくて太いタイヤを買ってしまったのでしょうかね??
常人であれば軽自動車の純正フェンダーに225というコンパクトカーですらオーバースペックなサイズを履かせようなんてことは到底思いつかないはずです。
毎日のようにヤフオクを漁っているそこの貴方、今すぐブラウザを閉じて一度深呼吸してください。ヤフオクは人間の知能と判断力、そして貴方の大切な時間をいとも容易く奪い去りますよ。