ミライースのDIY・フロント調整・簡単整備に関するカスタム事例
2022年02月20日 23時02分
整備記録として使用 合言葉は『ラクで、大人しくて、実用的』 現生息地:福岡市近郊にある町 旧生息地:宮崎県宮崎市の港付近 原生 地:福岡県北九州市小倉南区
(昨日のつづき)
バンプラバーをイジっていきましょう!
まぁ、昨日に思い付いたのは……
こうです!
上:ダイハツ純正バンプラバー(ゴム)
下:社外品の純正バンプラバー(ウレタン)
社外品のバンプラバーは軟性ウレタンで出来てるみたいで、軟性と言えどウレタン性、なのでストリート派には硬いバンプラバーとなってます。
2つをくっつけて1つのバンプラバーとしてみました。
くっつけるのはアロンアルファで1日置いてました。
バンプラバーの長さは30mm
まぁ、良い感じでしょう。
切り取って残ったバンプラバー
そりゃあ、こんなバンプラバーなら路面の凸で「ボッコンボッコン」鳴りますわな。笑
ってか、有って無いようなもんだしね。
それをこうしてみました。
取り付けもちゃんと理解しましょう。
バンプタッチっということは、バンプラバーがショックケースとアッパーマウントの衝突を防ぐということですよね。
そして、衝突による『衝撃』を与える側と受ける側はそれぞれ
与える側:ダンパーケース本体
受ける側:アッパーマウント側
となります。
つまり、アッパーマウント側を軟らかいゴム性にして衝撃を受け止め、ショック側を軟性ウレタンにしてストロークを止める役割にします。
これで段差を通過してもある程度の突き上げ感は無くなると思います。
社外品のバンプラバーも悪くはないですよ。
サーキットからストリートまで使えるのは凄く良いです。
ただ、毎度言いますが、ストリートonlyユーザーの私としてはこのバンプラバーは硬すぎます!笑
メーカーとしては、
『車高調はみんな車高を「落とす」よね!
そんで、車高を落とすから、ある程度は路面の良い道を走るよね?
もし悪くても、タイヤがフェンダーに当たったらマズイよね。
じゃあ、サーキットでも使える「硬め」のタイプを入れとこか!』
って考えだと思います。
でも、私はストリート(田舎道)ユーザーでグリップ走行大好き人間なので《ヌメッ》とした走りがしたいんです😆
【よく動くのに強靭な脚】が欲しいのです!
さてと、じゃあストローク計算をしていきますかね✨
まずは……ショックのストローク長は
130mm!
BLITZ製のタフトのショックはなかなか長いですなぁ。笑
だいたい軽自動車って100mmなんですが、やっぱり重たい分だけ長くしてるのでしょうか?
ありがとうサンルーフ!
君がいるだけで重量が10kgは変わるから、私のお目当てのショックが手に入ったんだよ✨
さてと、じゃあ……
とりあえずデータを全て抜き出して……
じゃん!こうなりました。
よっしゃ、計算していくべ。
じゃあ、順番通りやっていきますか。
※尚、レバー比が「1」のため、レバー比に関する全ての計算を省略しております。
1.
まず、合成バネレートは『0.75kg/mm』
0G→1Gになる間に、ヘルパースプリングが線間密着するまでに受ける荷重は『9.75kg』
片軸にかかる重量は約230kg
2.
ヘルパースプリングが線間密着したあとに「メインスプリング」が受ける荷重は『220.25kg』
0G→1Gの間にメインスプリングが縮む長さは
『73.4mm』
3.
0G→1Gまでに縮むストロークは『86.4mm』
つまり、バンプタッチまでのストロークは『13.6mm』
(指1本分は入ったので合ってるハズ!)
(間違っていたらゴメンナサイ。)
バンプラバーが衝撃吸収しながら縮むとしても18mm(全体の60%)が限界だろうから、実際に縮む余裕があるのは《約32mm》
【試走後の感想】
段差を乗り上げた感じとしては、マンホール程度なら全く気にしなくなり、乗っているときのゴツゴツ感は完全に解消されました。
また、縮みストロークが確保されたことによりタイヤのグリップの力が強くなり、制動が早くなった気がします!
一方で、バンプタッチが軟らかくなったため急カーブではアンダーが出やすくなったと思います。
ただ、これはリアとフロントの減衰比を模索していけば、発進や加速、カーブ時の車体のロールなどは意図したように変更出来るのではないかと思ってます。
そこはスタンバイ4WD(フロントの空転によりリアに駆動力が通達)の底力ですね。
リアの減衰をゆっくりにすれば、発進時には荷重は前に戻りやすいし、伸びが充分にあればトラクションは得やすいでしょう!
なんとか良いようになってきた😆
とりあえず、明日はドライブをして再考察をしてみよう。
ふぅ~、つかれた。