スプリンタートレノのクーラント交換・現場監督😸・エア抜き・LLC(ロングライフクーラント)・防錆に関するカスタム事例
2019年04月29日 08時16分
AE86トレノ前期、最初は赤黒でした。外装だけ今の白黒へ変更。少しずつ手を加えていってます。エンジンは4AGのまま、ヘッドを少し加工。自分と同い年の車なので、これからも一緒に歳を重ねていきたいです。
チャッチャとオイル交換が終わったら、本日の主役登場❗
いや、現場監督😸じゃなくて…
コイツです。
LLC(ロングライフクーラント)の交換です。
先日、クラッチの修理で車屋さんに行った時の雑談で、市販のそのまま使えるLLCを入れてる話をしたら、
『あれはやめた方が良いですよ。最近のアルミブロックの車なら大丈夫ですが、ミニや86みたいな鉄ブロックの車にはむいてませんね。』
『冷却には問題ありませんが、濃度が50%未満と薄いので防錆が弱いんです。』
『鉄ブロックの車は、最低でも50%以上(1:1の希釈)欲しいですね』
とゆーお話を頂いたので、この夏前のメンテナンスで変えることにしてました。
っつー事で、交換前にラジエーターフラーッシュ❗
もう、錆が発生しているのを前提に考え、ラジエーター洗浄からやります。
ホルツの洗浄剤。こんな色してたんだ😅
あらかじめ、LLCを少し抜いておいて、洗浄剤を全量入れて、20~30分アイドリングします。
70℃のサーモスタットを入れてるので、水温が80℃位になってから30分間アイドリングさせました。
洗浄剤を入れてアイドリングしていると、泡泡になりました😆
水位が急激に下がって、サーモスタットが開いたのを確認してから水を溢れるまで入れてキャップを閉めて30分間アイドリング。
さぁー抜いてみよう❗
どーなってるかな~🎵
え…⁉️汚い😱
想像以上に錆びとる😱
分かり辛いので、新しい、そのまま使えるLLCと比較してみました。
ね。汚いっしょ。
抜いたLLCを捨てると底には錆が😱沈殿しとる😱😱😱
あとは、ラジエーターに水を入れて、同じ要領でアイドリングさせ、水を抜いての繰り返し。
要は、洗浄後のすすぎの作業ですね。
アイドリングさせるのは、水を入れるとサーモスタットは閉じるので、エンジン内部の水路の水が出てこなくなっちゃうから。
何度か繰り返し、ここまで澄んだ水が出るようになれば、ほぼ水路の汚水は抜けきったかなと。
最後に、ラジエーター内の水が抜けきったら、新しい濃縮LLCを入れていきます❗
ここで、また比較を😅
そのまま使えるLLCと、濃縮LLCの違いを。
おぉ、ケッコー違うものですね。
LLCを買う時に、86のLLC液量を整備書で調べたら5.6リッターとかいてあったので、濃縮LLCを4リッター分買って、あとは希釈すれば、丁度良い濃度になるだろうと思ったのですが、4リッターをラジエーターとリザーブタンクに入れたトコで、ちょうど一杯になりました。
つまり、1.6リッターはエンジン内部に残ってるってこと⁉️
まぁ、澄んだ水が出るまで汚水は出しきったので、ちょうど良く希釈されてる事でしょう😅
ラジエーターをLLCで一杯にしたら、また暫くアイドリングして、今度はエア抜き作業です。
エアが出てくる頻度が少なくなってきたら、キャップを閉めて完了です‼️
でも、当然まだまだエア抜きは足りてないので、リザーブタンクの液量を多めに入れておいて、走りながらエア抜きするカンジにしました。
旧車に厳しい夏に向けて、少しずつメンテナンスをしていきます。