インプレッサ WRXの速水シュンジさんが投稿したカスタム事例

以前ウレタンクリアを吹いて補修したヘッドライト、やはり経年劣化には勝てないようです。
腹をキメて殻割りを決行します。

丸目のヘッドライトは下部に抉る為の溝があるのでここからスタートしましょう

ヒートガンで一旦一周全て温めていきます。
両側計二箇所のビスを外すのも忘れずに。

下側を温めつつ、素手で触って温度を確かめながら熱くなりすぎないよう注意します。
良い感じなったら爪の部分を外していきます。

2本の爪を外しつつ浮かせたら割り箸でテンションをかけます。このまま再加熱。

次は外側にある一箇所の爪を外していきます。
しっかりと温められていれば、ここを外すと上側まで一気に外れて行くので割れないよう注意しながらブチルを割り箸で切って行きます。

上側の爪も外したら分解完了。ヘッドライトインナーも外して新しいレンズに移植します。

使うのはテープ状のブチル。よくコーキングタイプがオススメされますが、あれは粘度が低く熱を持ちがちなフロントライト部に使うのは結構リスキーと判断。

ほどよい粘度のテープ型で、純正よりすこし柔めの番手で行ってみる。

キレイになりました。
台湾製のライトから移植したのでフィッティングが甘い部分もありましたが、まぁ許容範囲でした。

装着。

新品はやっぱりいいですね。

殻割りは大変と聞いていたのだけど、予備でリハーサルもしていたからか車両脱着殻割り込みでトータル3時間かからず終わりました。