ミラのBGFKさんが投稿したカスタム事例
2022年12月02日 16時57分
魔改造XM-6020爆誕
昨日からミラ用のXM-6020の弄りをしていました
1年前あたりに結構やったやつをベースに、その後の見直し内容や新ネタ投入で文字通りの魔改造に。
ヤフオクで売ってるような何とかチューンとは異質・異次元の内容になったと自負しています
現在、音出ししながら記事書き始めていますが、自分で弄った改造アンプの中でもそうとういい感じで鳴っています、、、
まず、比較のために別機体のノーマル図が上のです
最終図が上です
今回の施工内容
*ノーマルの回路を変更した部分
→マルチアンプ接続を前提に、入力に差動入力増幅回路でグランドアイソレーションを図った後、固定ゲインのプリ回路からパワーアンプ本体へ
もちろん左右独立ゲイン化
→パワーアンプ本体はノーマルでは左右で回路が違っていて、右側を非反転から反転入力に変更することにより、左右の回路を揃えた
*これにより、カップリングコンデンサは本体入力部の一つのみとし、プリ部はカップリングレスとした
*電源にはinfenone社のSIC-SBD第六世代を投入、平滑コンデンサまでの間にコアコイルを投入してノイズフイルターとした
*パワーアンプ本体内の高域補正コンデンサの見直しをし、定数と投入場所にメリハリをつけた
*エミッタ抵抗を、DALE社の巻き線型5W品に(digikey仕入れ)
*出力部にある容量性負荷対策のLR(アイソレーション回路)のインダクタを大型化し大出力に対応した
(使ってないネットワークコイルをほどいて自作)
*この他、ノーマル回路のミュート回路を撤去
だいたい以上のような内容ですが、今回認識が前進したのは、反転入力回路では入力部のカップリングコンデンサと、その直後の帰還から分圧で分かれてくる抵抗の値でハイパスカットオフが決まってくることから、以前はこの抵抗値を弄って増幅率を変更していたのをやめ、カップリングC(33μ)・抵抗(1.8k)はそのままの数値とした
また、XM-6020の場合、帰還の抵抗分圧が1.8/10Kで5倍弱と小さいため、高能率ホーンTW駆動でも十分行けると判断
これは、、、、来る予感が、、、、!