BRZのEDFC5・DIY・EDFC外部入力・TEMSスイッチ流用・工作に関するカスタム事例
2024年09月17日 04時24分
バラードスポーツCR-X→インプレッサWRX STi VersionII→フーガ350GTスポーツパッケージと乗り継いで、今のBRZに辿り着きました。 インプでサーキット走行とチューニングを楽しみ、フーガは下駄使いで長年保有もイマイチ愛着が湧かず、やっぱりマニュアルが乗りたいと今のBRZへ。フーガの重たい車体と比べると軽くてただただ運転するのが楽しくなる車です。
EDFC5の外部入力用のスイッチにTEMSスイッチを流用する準備が大分整ったので、取り付け位置の検討です。
シグナルコンバータが何処に設置されているかお店で聞いてなかったので、取り敢えずカバー外して、配線調べてみました。
取り付け位置(スイッチを埋め込むスペースの確認と接続用の配線探し)の検討用にプッシュスタートスイッチ横のエアコンセンサー(車両湿度センサー)が有るパネルを外します。動画の予習では、エアコンセンサーはパネルのスリット穴が開いている箇所の裏側に付いてます。
このパネルを外すのは下側のネジ1本を外せば、後はパネルに付いているクリップで留まっているだけなので、ステアリングコラムカバーとの隙間に指を突っ込んで、手前にパコーンと外すだけです。勢いよく外しすぎると中の配線傷めそうなので大胆かつ慎重に外しましょう。
で、パコーンとはずしたら、ん!?動画で見たのと違う物が付いとる!
これ、EDFCの電源フィルタですね。エアコンセンサーのハーネス何処行った?
取り敢えず配線に気をつけて外して中の状態をチェック。
で、青と緑の配線(外部入力用の配線2種類)が直ぐ目の前にあり、その奥にシグナルコンバータが設置してありました! こんなに早く見つかるとは、、。
中を良く見たら、エアコンセンサーのハーネスは車両側のパネルの内側に隠して有りました。これ、外しておいても特に問題無いのね。奥に見える黒い箱がシグナルコンバータで、そこから出ている青と緑の配線が外部入力用の線になります。青が外部入力1で緑が外部入力2になります。
念の為、外部入力用の配線の束を引っ張り出してみたら、端がビニールテープで絶縁留めされてるので、間違い無さそうです!
エアコンセンサーのハーネスを引っ張り出してみたらこんな感じです。黒いコネクタがセンサー部分で、中を見たら端子と端子の間に透明なボンドの塊みたいのが付いていました。ネットで調べたら、湿度によって抵抗値が変わるらしく、それでエアコンの湿度を制御する仕組みみたいです。
詳しくはスバル 車両湿度センサーでググるとスバルの開発スタッフによる記事が見つかりますので、興味のある方は、御覧ください。
取り敢えず外部入力用の配線は見つかったので、TEMSスイッチ用の電源とイルミの配線を探します。
私の車にはスバル純正のれん分けハーネスが付いているので、そこから余っているのを探します。
ドア側のパネルをパコーンと外して、ネジ1本を外して、パネルを上側から引っ張って外します。ここは前回レーダー探知機を付ける時に外してるので、大分外すのに慣れてきました。
(因みに作業的には実はこちらを外すのを先にやって、配線探ししてました。)
パネル外してのれん分けハーネスを探ります。
因みに、スバル純正のれん分けハーネスのメスのギボシ端子はシングル端子です。
社外品のAXIS PARTSから出ているのれん分けハーネスはダブル端子みたいなので、ドラレコ、ETC、電源接続でのレーダー探知機、私の様なEDFC等複数の電装品の取り付けを予定している場合は、純正のれん分けハーネスよりも社外品の方が使い勝手良いかもしれません。
実際、私ものれん分けハーネスはEDFCを付けるために予め仕込んでおいたものです。(その時は外部入力スイッチ用にACC電源が必要になるとまでは想定していませんでした。そもそも外部入力スイッチは、取り敢えずは無くても良いかなと思っていた位なので)
配線の使用状況を確認したら、ACC、スピードセンサー、バックアップ電源をEDFCで使っていた様です。バックアップ電源は多分、EDFCのドライバユニットの電源に使っていると思われます。
ACC電源は使われてしまっているので、TEMSスイッチ用にはIGN線で代用します。イルミ用のILL線も空いているのを確認したので、これはそのまま使います。
諸々確認出来たので、配線を元通りに束ねて戻して、パネルを嵌めます。
因みに、パネル嵌めようとしたらメーターバイザーの爪の位置がズレてしまっていて、最初は上手く嵌まらず一瞬焦りましたが、正しい位置に合わせたら、問題無く嵌りました`。
ここからは実際にスイッチを付ける場所を検討します。
当初穴開けしようと思っていた位置に電源フィルタ(画面の黒くて細長い部品)が付いてしまっているので、これは位置変更が必要になりそうです。今ついている場所から画面向かって左上方向へ移設する予定。少し湾曲してる部分っぽいので、厚みのあるファスナーテープで止める方が後々の脱着作業をするのにも良さそうです。コネクタ上部分近くにある補強リブはカットする必要がありそうです。
スイッチを付ける穴開け加工位置はエアコンセンサーのスリットの右下辺り。丁度RHDの文字の有る辺りから電源フィルタの上部分(コネクタのある部分)位迄と予測。
今、別手配で工作用のパネル部品とトヨタのスイッチベゼルも手配中なので、これらを入手してから現物合わせです。
位置的には縦の爪の下から2つ目位の横ですね。
今日、TEMSスイッチも現場に持っていっていたので、位置あわせしてみれば良かったです。日中暑かったので、夕方近くから作業してたのですが、暑さと薄暗さで、仮合わせ忘れてしまいました。
そうそう、作業するのに、暑くて汗が滴り落ちやすいですが、タオル忘れちゃったので、壊れたサンシェードをマット代わりに運転席に敷いてました。
100均のサンシェードは吸盤近くの縁から破れて壊れやすいので、壊れちゃっても捨てずにトランク内の物置用の敷物や今回の様な簡易の作業時の保護用マットとして使うのも悪くないかと思います。作業中のこすれや汚れ防止や工具類を落してしまった際の緩衝材代わりにもなりそうです。
今回のTEMSスイッチ流用に向けて、配線図作ってみました。
(文系男子なので、電気工学的な知識ゼロです。)
取り敢えずどの線とどの線を繋げば良いかを確認する為のようなものです。
配線に向けて、今回購入した工具類。
当初の予定では、ギボシ加工してそれぞれを結線する予定で、0.2sqのリード線と電工ペンチと端子のセットを密林で購入。
ペンチと端子のセットには、検電テスター付きの豪華版も有りますが、会社の同僚の電気系エンジニアに相談したら、スイッチの導通確認は終わってるし要らないんじゃないのと言う結論になったので、テスター無しの安い方のセットをポチりました。
物の受取に近所の7/11内にあるPUDOを今回初めて利用してみました。密林購入の場合、時間指定出来ない配達が多いので、この受け渡し、便利ですね。
こちらはその後追加で買った品々。
この画面の中で、上記の工具類と合わせると、今回、買わなくても良かったかな?無くても作業出来るかなと言う物も一つ含まれています。さてそれは何でしょうか?
パネルの穴開け、予備で1つDラーに注文済みですが失敗しない様にしないと、、。部品番号や名称は画像にあったので、記載省略しますが、現物入手したら、また、記事掲載`予定です。いよいよ次回は実作業に入れるかな!?