セリカの資生堂 エクボ・中山圭子・サンミュージック・聖子デビュー秘話・相模湖は昭和テーマパークに関するカスタム事例
2021年11月02日 12時00分
相模湖までドライブに行ってきました
湖の周りの昭和テイストはたまりません😆
寿堂の酒饅頭はいつ食べても旨し!
火曜日のお昼になりました
スタジオ昭和ガレージの時間です
中山圭子のデビュー曲『パパが私を愛してる』
おそらく覚えている人は皆無………
そもそも中山圭子を知ってる人が少ない😅
往年の名脇役であった父 佐竹明夫氏
娘と共にオールスター家族対抗歌合戦に参加
それを見たサンミュージック相沢社長が一目ぼれ
乗り気でない家族を必死に説得
2年間は彼女のプロモーションに専念する
と約束しデビューが決定
この曲にはシャンプー「ティモテ」
のCMタイアップがつく予定が……
まさかの問題発覚😱
製品に含まれる成分に問題があって発売延期
シャンプーのイメージに合わせた
メローな南こうせつサウンド(作詞:阿木燿子)
CM無しで、この曲は歌わされたらキツイよね〜
予定通りデビューさせられた彼女は撃沈してしまう。
期待の新人が大誤算
しかしこのまま手をこまねく訳には
いかないサンミュージック
そこでプロトタイプとして育成中の新人を投入
それがこの人『松田聖子』
あれ??2年間中山圭子に専念じゃなかったの?
なぜそこに松田聖子がいたの?
実は聖子は電波少年 松村邦弘をも凌駕する
アポなし攻撃でサンミュージック入りしていたのです!
ミスセブンティーンコンテスト九州予選で優勝
しかし父親は芸能界入りに大反対
全国大会は参加できずに終わる
説得すること1年半やっと父親の了承を得る
1979年5月
九州予選で蒲池法子(聖子の本名)の声量にほれ込んだ
CBSソニー 若松宗雄ディレクター
サンミュージック相澤社長に
”自分が見つけた原石を見て欲しい“
とテレフォンショッキング😎
しかし中山圭子との約束がある相澤社長が
素直に“いいとも!”なんて言うわけがない....
諦めきれない若松D
6月に再度仕掛けるゲリラ戦
相沢社長に歌を聞いて欲しいと打診した時には
蒲池法子はすでに福岡から羽田に向かう飛行機の中
相沢社長は無下に断れず面会へ。
幹部社員の反応は、ルックスはいまいちだけど、
声量は抜群、磨けば光るかも!!!
「来年高校を卒業したら来なさい」
相沢社長は一様の合格を出して彼女を送り返した。
圭子がいるので、すぐにはあずかれない......
しかし合格をもらった蒲池法子は
そんな事情はもちろん知りませ〜ん
福岡で高校に通っても時間の無駄!
とすぐに退学して7月に上京
グイグイ来るね〜蒲池法子😆😆😆
困った相沢社長は彼女を堀越学園に編入させる
翌年80年
資生堂が春に売り出す洗顔クリーム
エクボのオーディション
中山圭子の売り出し失敗を挽回すべく
起死回生の一撃を狙って
サンミュージックは松田聖子を推す
資生堂の選考基準
1:美人でないこと
2:声質は清純タイプ
3:期待できる新人でフレッシュなイメージ
4:CMイメージをレコード化する
これに合致した聖子は
2次オーディションまで勝ち上がる
しかし最終選考では製品名のエクボが
できないから落選......
そんなもん初めからわかってんじゃん!
それで落とすならそこまで残すなよ〜😅
でもCMに出た山田由起子は
綺麗にエクボ出てたからね.......
製品イメージピッタリでこれには納得させられる
あとがないサンミュージック
ここで折れる訳にはいかない
ベテラン社員が資生堂に日参し
CMソングを歌わせてもらうことに
こうして蒲池法子は松田聖子として
資生堂洗顔料『エクボ』のCMソング
「裸足の季節」でデビュー
しかし当初は誰もがこの歌を
山田由起子が歌っていると思っていた
資生堂が行ったサイン会
山田由紀子は大人気
松田聖子は同席するも
“えっあんた誰?!”状態
しかし徐々に顔と歌が一緒に認知され
セカンドシングル『青いサンゴ礁』
で大ブレイクするのでした。
今日は松田聖子のデビュー物語でしたが
その頃から相模湖の周りは時間が止まったまま😅
宇宙のロマンを秘めた快速艇
“トムキャット”新登場.....だそうです
振られ気分でロックンロールな人は
是非今すぐ相模湖でこれに乗ってね!!!
わーたしは♪ダイナマイト🧨🧨🧨
それではまた来週