ミニキャブトラックの日野・日野レンジャー・KL・KL-SD・KL545に関するカスタム事例
2019年09月11日 20時23分
子供の頃から日産の直列6気筒が好きでL型に惚れ、230〜430セドリックなどを乗り継いぎ、ハコスカ4ドアでL28改にソレ・タコ・デュアルしてましたが家庭事情により車は辞めていました。 がっ‼️… みんカラ↓ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2589016/profile/ Twitter↓ https://twitter.com/nissan2000ohc
昭和52前後の日野レンジャーKLシリーズのカタログ。
久々に押入れの奥から掘り出してみました。
KL-SDのカタログは前期165馬力の物が殆どでした。
当時新車で購入したのは改良を受けた170馬力の方。
実はウィキペディアでも間違って書かれていますが、この【悠々キャビン】はKL-SDからではなく、KL-SSの後期から採用されています。
因みSDグリルと呼ばれいるグリルもKL-SS後期から採用されたデザインです。
その悠々キャビンに変更した宣伝が1番上の画像左側の赤地のカタログで、KL-SSが最新のときの物に[エンジンの日野がキャビンを変えた]とある事でわかります。
KL-SSはブラックマスクの前期。
通称SDグリルに変更された中期(1番上の右側のカタログ)。
内装を悠々キャビンに改装した後期(1番上の左側のカタログ)に2度変わっています。
KL-SDはKL-SS後期のままEH700エンジンに換装されたモデルとなります。
KL-SDは日野KL505系になります。
画像はその前期エンジン165馬力の方になります。
前モデルもKLシリーズ最後のSDまではその時の新型キャブスタイルでそれぞれ同時販売されていました。
要はエンジン違い=グレード表示みたいになっています。
なので外観はエンブレムだけの違いとなり、それぞれのKL初期型〜KL-S、KL-SS、KL-SDまでオリジナル(初期版)と順次新キャブタイプが存在します。
例えば
Sが最新の時のKL。
SSの時のKLとS。
SDが出たの時のKLとSとSSもある訳です。
しかも、キャブはKL-Sのままで新エンジン搭載でSSとかもあります。
SSの途中で2段グリル(SDグリルと呼ばれているらしい)に変更され、更に時期の間に内装を大変更もされました。
SSだけでもSSが最新の内に2回キャブが変わっています。
そのいわゆるSS後期のキャブで新エンジンEH700を載せたのがSDとなってKL-の終盤まで使われ、1980年2月に風のレンジャーのネーミングとなり形式がFD系にガラっと変わりKLシリーズ最後となりました。
なので全ての組み合わせは凄く沢山ある事になります。が、ぶつけたり等でグリル交換ついでにその時点での新型用を付けたりなどもありますから、エンジンと車検証を見なければ実際には訳が分かりません(笑)
当時の日野は現在の様に新型=キャブモデルチェンジ ではないのです。
エンジンとキャブは一緒に変わるのではなく、それぞれが変わって行く思考で
キャビンはあくまでもエンジンコントロールや舵きり、ギヤ入れ替えなどを行う【運転台】であり、
新型=シャーシパワートレインなのでした。
因みに風のレンジャーになってからも当初エンジンは同じでした。
KL-SDのエンジンを載せたシャーシはレンジャー4D。
KL-Sのエンジンを載せたシャーシは4S。
KLのエンジンを載せたシャーシは4Lとグレード名にして全3種類でした。
す
新車購入あと初の正月。
昭和54年賀正。
若い父とレンジャーKL-SD。
昭和53年式の改良EH700型170馬力 赤いエンジン搭載。
正式型式:日野KL505。
因みにSDに搭載のEH700型エンジンは、
日野4トンクラスではコレが初の直噴式でエンジンブロックを赤色にして【赤いエンジン】となりました。
トミカリミテッドヴィンテージNEO 1/64
鮮魚急行便でスピード、重量と塩水でのサビ腐りと酷使がたたって、たった5年で現役引退にする時が来て、子供だった私はダッシュボックスから勝手に取説をを盗んで宝物にしていました。
今も保管しています。
小学校3年だったわたし💦