ハイラックスのリバース連動ドアミラー下降装置・パーソナルCARパーツに関するカスタム事例
2025年01月13日 06時07分
ディーラーお任せのカーライフは快適ではあるものの、用意された選択肢の中に真の自分の意思が存在しているのか疑問を感じ、買換えを機にカスタムに走りました。 苦労も含めた楽しさが手に入りました。
ハイラックスは、ドアミラーのリバース連動が無いので、パーソナルCARパーツの装置を取付けました。2つ購入し、配線を変更して、助手席側と運転席側の両方のドアミラーを下降させるようにしました。
こちらは、運転席がで最後に少し上向きに動くのは角度補正機能です。
数回動作させると徐々に角度が変わっていくので、補正する機能が付いていて、私は10回に1回上側に補正する設定としています。
リバース連動ドアミラー下降装置には、コントローラーとハーネスとエレクトロタップが入っています。片方の装置のハーネスは、運転席用に加工を行います。
写真は、車体のドアミラーのコネクターJ13の回路図です。装置は、J13に接続します。装置のハーネスは、J13の1番、9番、12番のピンを使用しています。回路図を見ると12番を10番のピンに変えれば良い事がわかります。
コネクターは、写真ような形状です。コネクタのオスとメスの12番に刺さっている青色のUSWのケーブルと茶色のUMTを10番ピンに繋ぎ、12番ピンは元の10番ピンと同じコネクタ間を繋ぐ様にします。
左が元の状態(助手席側ドアミラー用)で右がハーネスをが加工した状態(運転席側ドアミラー用)です。
コネクターからピンを外し入替えるだけでよいのですが、私は5割くらいの確率でメス側を潰してしまうのでケーブルを切って半田で付替えました。
装置を取付ける運転席側のドアの内張を外していきます。ツイターのブラケットを手前に引っ張り外します。ドアハンドルの内側のパネルを内張外し等を入れ外します。アームレストは上側にに持ち上げると外れます。ドアミラーのスイッチパネルは上側に持ち上げて外し、パネルに付いている2つのコネクターを外します。
3箇所のネジ(緑丸)を外します。内張はクリップで止まっている状態となるので下側から手前に引いて外していきます。
リバースポジション信号ドア引込み用ケーブルを車体とドアの間に通します。
車体とドアのジャバラにケーブルを通すためキックパネルとスピーカーを取り外します。キックパネルは固定しているプラスチックのボルトを外し車内側に引っ張ると外れます。スピーカーを外すのは、私が車外品に交換しサービスホールも制振材と吸音断熱材で塞いでいる為です。普通はサービスホールのビニールを剥がすだけで大丈夫です。
全て外したらジャバラにケーブルガイドをを使いドア内部から車内にケーブルを通します。
リバースポジション信号ドア引込み用ケーブルは、装置のコネクターケーブルのオレンジ色リバース信号取り込み線と繋ぎます。
助手席用と運転席用と2つ装置があるのでギボシ端子付き分岐ケーブルを使っています。
装置用の12V電源を取ります。電源は以前ドアミラー自動格納装置を取付けた際に車体から取り出しているのでギボシ端子付き分岐ケーブルを2つ使用し取付けます。
装置を取付け固定しコネクターケーブルを車体ハーネスに繋ぎます。
どの順番で繋いでも動作しますが私は以下の順番で繋ぎました。
車体ハーネス→リバース連動ドアミラー下降装置(助手席用)→リバース連動ドアミラー下降装置(運転席用)→ドアミラー自動格納装置
ドア内張を取付け元に戻します。
この際、装置の設定したスイッチは、アームレストの下に入れ、必要な時に設定変更できるようしました。
車内のナビ用ハーネスからリバースポジション信号を取り出します。
最初にメーターフードを外します。2つのプラスチックのネジとクリップ(緑丸)を外し手前に引いて外します。
センターパネル(助手席からメーターフードまで続くシルバーの装飾)を手前に引いて外します。アッパーボックスを手前引いて外します。ナビ上側の2つのネジ(ピンク丸)を外します。
ナビの下側のエアコンスイッチを手前に引いて外すと見えるナビ下側の2つのネジ(ピンク丸)を外します。ナビのセンターパネルを手前に引き出しパネルの左側にあるコネクターを外します(水色丸)。これでナビが手前に引き出せ裏のコネクタターの配線が触れる様になります。
リバースポジション信号のあるコネクターは写真の緑丸の部分となります。通常はこのコネクタの緑のケーブルからリバース信号を取ります。私はカメラセレクターのハーネスをナビとの間に入れておりこのハーネスにリバースポジション信号取り出し用のギボシ端子が付いているのでこれを使いました。
カメラセレクターのハーネのリバース信号をドア引込み用のケーブルと繋ぎ、ナビ周りを元に戻して作業は終了です。