奥 岬さんが投稿したハコスカGTRに関するカスタム事例
2019年11月03日 22時25分
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日産の精鋭
日産の誇る伝説の車
ハコスカGTR
市場価値1400〜2000万越え
GTR使用(普通のGT)でも800前後
1969年に日産自動車(以下日産)が3代目スカイラインをベースにした4ドアセダン「日産スカイライン(PGC10)2000GT-R」を発売しました。
美しいエクステリア・デザインに加え、角ばった「ハコ」のような外観から「ハコスカGT-R」として、特にクルマ好きの間では現在も変わらぬ人気を維持しています。
翌年(1970年)にはスカイラインのマイナーチェンジに合わせて、2ドアHT(ハードトップ)が追加され、「日産スカイラインHT(KPGC10)2000GT-R」が誕生。
セダンではコーナーを苦手としていましたが、HTでは全長を65mm、W/Bを70mm短縮したことで、車両運動性能が飛躍的に向上しました。その証拠にレースでは向かうところ敵無しとなり、50連勝という金字塔を打ち立てるなど、戦闘力が増しています。
当時のレーシングマシン「日産R380」に搭載されたエンジンをベースにした最高出力160ps/7,000rpm、最大トルク18.0kgm/5,600rpmを発生する2.0L直6「S20型」エンジンを搭載。
HTモデルの車両サイズは、全長:4,330mm、全幅:1,665mm、全高:1,385mm、W/B:2,570mmで、車両重量は1,100kg。最高速度は200km/h、0-400m加速が15.6秒となっています。
発売時の車両価格は154万円。当時の大卒初任給と比較すると、ほぼ現行モデル並みの価格帯であったことが窺えます。そんな「ハコスカGT-R」ですが、当時の生産台数(セダン:832台、HT:1,197台)と人気を考えると、40年以上経過した今では本物を入手する事はもちろん、見ることさえも困難な状況であることは言うまでもありません。