インテグラのたっくんさんが投稿したカスタム事例
2019年06月26日 22時24分
かつては準競技車両のインテグラで鈴鹿サーキットを走っていましたが、2020年11月にS660に乗りかえました。もしどこかで見かけたら気軽に声を掛けて下さい♪ 車のある風景写真と、足回りのセッティング、洗車が好物です。 多忙でSNSをこまめにチェックできないので、こちらからのコメントやフォローは控えさせて頂くことをご容赦下さい。無言フォローで結構です!頂いたコメントには丁寧に返答させて頂きます。
ブレーキな話。
ブレーキローターのバックプレートが付いたままだと、国際サーキットでは超高速からのブレーキングにより、次のコーナーまでに放熱が間に合わずフェードしてしまいます。全く止まらなくなるという事はありませんが、制動距離が伸びたりコントロール性能が著しく低下してしまいます。
そのためレースをする人たちはバックプレートを外して冷却用ダクトを引きますが、バックプレートにはローターの熱がアーム類に伝わらないようにする役割があります。
なぜならロワアーム等に使われているボールジョイントの可動部には樹脂が使われていて、それがローターからの熱により溶けたり変形をしてガタが生じてしまいます。
そこで、ボールジョイントにバンテージを巻いて保護したりしますが、私は面倒なので、バックプレートを金切りバサミで切って下部だけ残し、ロワアームのボールジョイントに熱が行かないように保護しています。
耐久レースではナックルアームもチンチンになってアッパーアームのボールジョイントも熱でやられるそうなので、気休めですが保護をしてあります。
バックプレートが付いたままダクトを引いても冷却効果はあまり望めません。ただ最近は標準でローターが冷却できる構造になっているスポーツカーもあるようなので、あくまで一昔前の車のハナシですが!