CR-Zのコロナウイルスに負けるな・郵便局・帰って来たウルトラマンに関するカスタム事例
2020年04月13日 19時15分
【郵便局にて】
仕事の書類を郵送に!
物流、インフラを支えてくれる人たちに感謝。
【日本の闇を25分で描く衝撃作】
コロナ外出自粛に伴う視聴第3弾。
新マンネタを出すにあたりそのあまりにもディープな内容に触れるのを迷いました第33話「怪獣使いと少年」ですが、今年の1月に脚本を担当された上原氏が死去され、その功績を偲び「TSUBURAYA・GALAXY」にて動画を無料公開しているのを発見しご存知無い方にも「なんだ、40年も前の子供向け番組の話か」と思わず是非ご覧頂きたく記載します。
【差別と偏見そして公害】
※壊れかけてないradio参照
舞台はとある廃屋。
そこでホームレスのように暮らす
孤児が何故か穴を掘っている所から始まります。
【もはや子供番組では無い】
今回あらすじは動画が無料公開されてますので記載しませんが、様々な隠し要素と言うか、壮絶な皮肉が込められている内容となっております。
【社会科の教材にしているという中学校も】
※本作は冒頭で記載した通り問題作として色々な所で検証されております。
下記はそれを抜粋して掲載しました。
なので、下記の文面は「私の考えではない」
ということをお伝えしておきます。
1、脚本家上原氏が沖縄出身
このエピソードを執筆した方が沖縄県那覇市出身で沖縄がかつて受けた差別の体験をこの脚本に
込めたのではないかと思われる。
2、孤児とメイツ星人が住む場所
川原の廃屋に住んでいることから、
日本国内の某地区を暗示しているらしい。
3、孤児の出身地
劇中はっきりと「北海道の枝幸」と述べている。
つまるところ、アイヌの迫害とリンクさせていると思われる。
4、メイツ星人の地球名
在日韓国人の方に多い名前だそうで、
関東大震災の際に日本人がこれらの方々に対して行った行為を改めて問題提議するためなのだそうだ。脚本家はその旨認めているらしいが。
5、巨大魚怪獣ムルチ
1970年代、日本は高度成長で富を得たが
その代償として様々な公害を抱えることになった。その中に「奇形魚」があったらしいのだが、
巨大魚怪獣ムルチは、その象徴としてデザインされたそうだ。
【劇中、何度も挿入される工場のカット】
公害により地球は住めない星になると…
【伊吹隊長のセリフが重い】
「日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を持つと、どれだけ残虐窮まりない行為をする事か・・・」
何度も言いますがこれは子供番組か?
【誰が正義なのか?】
今までは地球人側だったウルトラマンが
なんと怪獣を倒すことを拒否。これまた衝撃。
【救われる場面もあります】
「同情なんかじゃないわ、売ってあげるだけよ、だってうちパン屋だもん」
終始真っ暗な展開の中で唯一救われるシーンです。
【未見の方は是非ご覧頂きたい】
色々と考えさせられます。スカッとはしません。
TSUBURAYA GALAXY
https://galaxy.m-78.jp/tv_9-6.html
長文失礼しました。