BRZのローガン・愛猫紹介・ペット葬・梅雨の晴れ間に関するカスタム事例
2023年06月21日 05時40分
現在、スバルの親子になっています( ̄▽ ̄;) MR2バカから、にわかスバリストとなり10年くらい。 車以外の趣味嗜好の話も好きですので、色んな事をお話したいです。 まんべんなく巡回したいので、チーム関係メインの、後は話が弾む方でやり取りしたいですm(__)m
また猫チューンなお話です。
2月19日に来たばかりだったと思うのだけど…
法要やお参りや祈願で来たのではありません。
2月に埋もれた場所には、止まってる車もいたし、いなくてももう奥は怖くて入らないぞ!と誓っていたこむこむ。
この場所でも、割と空転して恐怖を感じました。
蚊もかなりいたけど、緑が鮮やかで、天気にも恵まれた6月17日、こまちの葬儀で訪れることとなりました。
待機してる間、何をしていたらいいか分からずに…。
でも綺麗なものが撮れました。
少し前のこまち。
しんどいのに水を飲みに這いつくばってきました。
変な格好をしているのは、末期の乳がんが胸いっぱいに広がっていて、患部を気にして舐めちゃうのです。
舐めたあとは、床にスプラッタが必ずや出来るので、こまちにもよくないし…という対策は色々友達に相談しながら考えましたが、ストッキネットという素材の保護服を被せています。
ししゃもねこみたいで可愛いんだけど、これから暑くなるのにこんなの着させていなくちゃならないなんて…と案じていたのが、案じる必要がなくなってしまいました。
まだストッキネットほど範囲の広い保護をする必要性がなかった頃。
100均のワンコちゃんに着させる、デザインはダサいけど、お腹の保護したい面積はバッチリだし、自力で脱ぐこともなく、これも役立ちました。
こうしてわたしの居場所に、お腹空いたから、あたいにだけ特別なおやつでもちょうだいよ~と近づいて来ているところです。
そんなこまちが可愛くて仕方がなく、旅立つまで、これまでに買ったことのないおやつやフードをあれこれ買って来て、食い付きのいいものはリピートしてという生活をしていました。
3月17日にしこりを見つけ、獣医に連れていった時には、末期の乳がん、リンパ節と肺に転移があり、手術も出来ない、抗がん剤ももうリスクの方が多いということで、緩和ケアとして、胸水抜去の処置と、ステロイドを経口投与、患部にはイサロパンという粉をはたいて、出血、化膿、自壊を予防させるためにいましたが、どうしても舐めてしまうので、保護してくださいとなったのも、診断されてから短期間でそこまでに達してしまいました。
体重減少を抑えるために、ミルタザピンという塗り薬を耳に塗ると、食欲が出たみたいなので、最期まで塗ってもらっていました。
結局、胸水が溜まるペースが早まり、週1で抜いていたのが、中2日くらいで抜くことになり、中1日で連れてきてあげてくださいと言われた矢先の旅立ちでした。
見てるとつらいくらい、呼吸が苦しくて、全身で息をしてるという風に見えました。
後半は、鼻やひげ袋もヒコヒコしっ放しなくらい辛かったようです。
処置のために獣医に訪れたら、車に乗せられた興奮で、開口呼吸となり、よだれも多量に流している姿を見たときは観念しましたが、処置が済んだら、元のこまちに戻ったのはとても安堵しました。
6月14日、わたしも寝ないとキツいな、処置した日の夜だし…と少し油断をしてしまって、3時半に仮眠を取りに眠ったのですが、6時半に起き上がってすぐに胸騒ぎ。
後半は隠れられそうな場所で休むことも増えていたけど、まずはと足を向けたところ…
それはわたしがいつもいて、座っている椅子の真下で、こまちのにゃん生は、ひとりぼっちで幕を閉じていました。
事実を知った友人らは一様に、こむぎとこむこむに見せなかったのは、こまちのやさしさだと思ってあげないと!と言われました。
病状発覚時点で、獣医師には、余命もなにも、ここまでの状態になった子は、大抵死んでしまっていますから始まったこまちの緩和ケア。
ヘソ天をしない子だし、病気になる前から、お腹モフモフを嫌う子だったので、しこりに気づかなかった。
獣医師に聞いても、これが素人目にも乳がんと分かれば、もっと早くに連れてきていたでしょうしと言われましたが、確かに本当に分かりづらかった。
よく食べ、よく飲み、よく甘え。
処置が始まってからは、時折厳しい表情をしてることも増えてきたけど、こまちは本当に頑張った。
色々訳あって、15年近くで、8にゃんと暮らし、今の家に来てから3にゃん見送った。
こまちのお顔は、見つけたときも、散々苦しんだ末の顔つきではなかったし、夜勤明けで帰宅したこむこむが顔を見た頃には、本当にただ眠っているだけのように穏やかな寝顔だった。
友達がお悔やみのお花やおやつをこれでもか!という程持ってきてくれて、これは全部入れてあげて!と。
何で?と聞いたら、先に旅立った猫ちゃんにお土産と泣いたままの顔で渡してきてくれた。
残った3にゃんには、ちょっとお裾分けくらい、やっぱり残しておいたけど、こまちは食いしん坊に恥じないくらい、ちゅ~る10本くらいを小脇に抱え、それのそばには、お土産と書いたビニールに入れたおやつ、カリカリ、ヤギミルクを溶かして飲めるようにしたもの。
そして、友達が淡いピンクかな、女の子だし!とお花はピンクを基調にしたプリザーブドフラワーだったので、わたしも花屋ではピンクを基調にしたお花をしこたま買い、おやつとお花で、こまちの顔周りが埋もれるくらいにして見送った。
こまち、幸せだったかな?
外に出るだけで…車に乗せられるだけですら苦痛なのに、胸水抜去のような辛い処置に何回も怒らず暴れずに受けてくれてありがとうね。
苦くてたまらないステロイド、最初はどうなるか?と悩んだけど、吐き出さずに飲んでくれてありがとうね。