WRX STIのWRX STI・D型以降・フォグライトに関するカスタム事例
2018年10月21日 09時41分
D型以降純正フォグランプが無くなったWRX、ですがS4には未だに有るので同じ様に取り付けてみました。
先ずはバッテリー端子を外して15分ほど放置します(エアバッグ取り外しがあるので)
その後ハンドルの分解を始めます。
赤丸の所にエアバッグを止めている針金が有って、コイツを横からマイナスドライバー等で押して解除します。
なかなかうまいこと外れないので穴からライトを当てて良く見ながらやった方が良いです。
前の写真でエアバッグ外れてましたが、実際は針金外れるとこんな感じになります。
ここでエアバッグの線を外します。
真ん中の黄色い部分を持ち上げると外れるようになります。
次はハンドル自体を取り外します。
真ん中のナットはM17なのでクロスレンチ等で回すのがやりやすいです。
そしてポイントはナットを完全に取り外さずハンドルが浮くかな?と思うくらいに残しておくことです。
かなりの力をかけてハンドルを引っこ抜くのでナットが残ってないと外れたハンドルが顔に当たったりして危ないです。
またこの時にマジックなどでハンドル軸に線を入れておくと後でハンドルを付けるときの位置の目安になります。
ハンドルが取れたら今度はカバーを外していよいよレバーの取り外しを始めます。
コネクター類を外していきます
エアバッグのコネクターが固かった、黄色い部分が丸ごと外れたはずです
赤丸の所をバイスプライヤー等で固定してから全体をごそっと引き抜きます。
自分はペンチで押さえながらやったのですがめちゃくちゃやりにくかったのでお勧めできませんw
コツとしてはセンターの土台を持ってグリグリしながら引き抜くと良いです。
写真ではエアバッグとかの回転センサーが無いですが合体したままで取り外せます、自分はよくわからなかったのでそこも分解してしまいました(後ほどどちらにしろ分解は必要です)
外れたレバーを更にウォッシャーのレバーとウインカーのレバーを分離させます。
赤丸の所に爪があるので押しながら左右に分けます。
その後フォグスイッチ付のS4用のレバーと入れ替えます。
そして逆の手順で戻していきます。
ハンドル周りの作業はこれでおしまいです。
次にフォグランプスイッチ用のリレーを追加します。
場所は助手席ダッシュボード内です。
まずそこまでアクセスできるように取り外していきます。
写真撮り忘れちゃいましたが赤丸部分にダンパーが有るので左方向に引っ張るとボックスから取り外せます。
その後オレンジ丸のボックス下側を手前に引っ張るとグローブボックスが外れます。
次にダッシュボード下側を外します。
このパネルの下にもネジがあるのでパネル外します。
このように横から指を入れると爪に後ろから押せるので外す足掛かりになります。
一度浮いたらそこから順番に内装はがしで取っていきます。
ネジは赤丸の5カ所とオレンジ丸の所に配線がクリップで止まってるのでそれも外します。
この部分にリレーを挿す場所があります
赤丸部分に追加します。
何気にECUにもRA-Rって書いてあるんですねw
これが終わったら室内側は終了なので全部逆順で戻していきます。
次に外側の作業です。
バンパーは外さなくても出来ますが、ホーンの取り付けもやったので外しました。
D型以降のグリルとS4用のグリルです。
塞がっているメッシュ部分を穴あけました。
バンパーに取り付け場所はあるのでクリップをつけてフォグランプを取り付けます。
こんな感じになります。
次にフォグランプのON信号を取ります。
エンジンルームのヒューズ下に目的のコネクターが有るのでヒューズ達を浮かせていきます。
赤丸の所にそれぞれ取り付けの爪があるので外していきます。
全部浮かせると目的のコネクターが見えました。
こいつも爪で止まっているので外側ごと外します。
この青い線がフォグランプの線なのでコイツから信号を取り出します。
自分はカニばさみするコネクターが嫌いなので、被膜を剥いて半田付けしました。
赤丸部分です。
写真が前後してしまいましたが仮配線で点灯テストしました。
先ほど取り出した信号線からリレーを入れてフォグに電気を送ります。
リレーはアマゾンなどでHID用のリレーキットが出てるのでそれを使いました。
先ほどの青線をリレーのONとして使う感じです、+を青線、-はバッテリーへ落としました。
配線等をキッチリ処理したらバンパー取り付けて片付けをしましょう。
以上で作業完了です。
なかなかにめんどくさい作業だったのですが、やはりフォグランプ好きとしては外せない作業でしたね。