ランサーエボリューションのDIY・ファンベルト交換・車検整備に関するカスタム事例
2018年10月03日 12時42分
11月の車検に向けての整備~
今回はファンベルト交換。
要領さえ分かれば駐車場でも出来るくらい簡単です。
横置きエンジンなので、タイヤ外します。
横置きでも、スペースがあればステアリング全切りでも出来るやつがあります。
エボはかーなーり狭いので、外しました。
サイドカバーも外して、御開帳。
クランクプーリー左側のオートテンショナーに12.7のロングラチェットを挿して、矢印の方向に回してテンションを抜きます。
ロングのラチェットの他に、硬くて頑丈な棒を用意します。
六角レンチが一番手っ取り早いです。
新品のテンショナーには専用のストッパーが付属してるものもあります(中央の棒)。
テンショナーを回したら、手前と奥の穴が合う所で棒を突っ込んで固定して、ベルトを外します。
狭いので頭使いましょう。
外したベルトです。
古いのは縦に裂けちゃってます。
腹側の磨耗もあるかもしれないですが、背側の状態もがっさがさで、背側から綻びが出て来たっぽい・・・。
恐らく購入時にサッビサビだったウォーターポンププーリーが悪さしてたんだと思います。
サビでザラザラしてたプーリーがツルツルになってきてるので、ベルトと共に削られて来たっぽいですね。
腹側を折り曲げると、小さなヒビがあります。
こっちはまだまだ行ける感じですが、縦に裂けちゃってるので交換になりました。
ベルトを着けて、プーリーの山から外れてないか確認して、テンショナーのストッパーを外してベルトを張ります。
その後にクランクプーリーを回転方向に1周回してもう一度山から外れてないか確認します。
三菱の普通車のクランクプーリーボルトは、22mmがほとんどだと思います。
クランクプーリーを1周させたら、テンショナーのインジケータを確認。
奥側の2つの印の間に、手前側の印があればOKです。
コレだけの作業、黙ってやれば30分もかからないです。
ディーラーでやったら、部品と工賃込みで1万近くするので、DIYでするのが一番安く済みます。
だって工具代除いて、かかる費用は部品代のみですから(笑)
CS、CT系ランサーはエンジンと車体との隙間がベルトの幅よりも狭いので、脱着がめちゃくちゃ面倒です。
頭使って地道に通しましょう。