ミニキャブのスワップ・エンジン交換・エンジン・U62Vに関するカスタム事例
2024年01月14日 13時58分
長年酷使し過ぎて車体のダメージが限界を超えた為ミニキャブを廃車にする事にしました。
車検切れの為保管していた場所から赤ナンバーを付けて陸送
エンジンは内燃機屋さんでヘッドを面研済み
でバルブシールとピストンリングも新品に交換済みでオイルの消費も無く、カムやクランクのシールもタペットカバーパッキン等全て交換済みで好調なので、別のエンジンが壊れたミニキャブトラック(U61T)に使うことにしました。
エンジンミッションを取り外した状態…
パワステフルードはギヤボックスから垂れ流し
後ろのアクスルはヒビか入りギヤオイルが漏れ出て
エアコンの冷媒も空でした…💧
人生初の四輪駆動車で副変速付で4ナンバーで維持費も安いこの軽が兎に角楽しくて
山、川、海、沼、とハードに使って壊しまくりました。
このミニキャブバンには今まで本当にたくさんの解体車両の部品やジャンク品を取っ替え引っ替え使って来ました。
特に沢山のミニキャブやクリッパーのバンやトラックの足周り、エンジン等を使いました。
破損させたマフラーや触媒も沢山。
ekワゴンの足周りや2トンのタイタンの部品ジムニーの社外品バンパー等も流用してあります。
旋盤屋さんに作ってもらったワンオフのコイルスペーサーなんかも使ってます(^^)
恐らく、ボディ以外ほぼ全ての部品が何度も入れ替わったり補修されている筈です(笑)
U62の泣き所アース不良で失火する持病対策に純正のバッテリーターミナルのアースを排除してミッション〜バッテリーマイナスターミナルにアースを新設したり
廃棄部品のアース線が出る度に追加したアースのお陰でエンジンミッションを降ろすのに苦労しました(^^)
このエンジンは3万円の中古エンジンをベースに、当時仕事で大量に出ていたクリッパーの廃棄エンジンの部品も使って良い所取りで組んで
クランクプーリーのセンターボルトの脱着がし易い様にフライホイールのリングギヤを露出出来る様に
バックプレートをカットしてフタ化する等、自分なりに性能と整備性を上げる工夫が施してあります。
全部で3機組んだ3G83エンジンの中で
1番手間とお金をかけたのがこのエンジン
自動車鈑金塗装業の友人がメタリックブルーに塗ってくれたタペットカバーを付けた
通称【青頭(あおあたま)】
『限界まで削ってください』って
内燃機屋さんにヘッドの面研に出し
自分でポートを削ったり磨いたり(笑)
ピストンの頭を鏡面加工したり
まるで原付みたいにオモチャにしたエンジン(^^)
思い入れ深い1機っす✨
日産のエンブレムは遊び心で
クリッパーの部品を沢山使ったって【印】だったりします(^^)
移植先のミニキャブトラックもMT車なのでフライホイールやクラッチを組みました
移植先のミニキャブトラックは二輪駆動です
ニ駆になった
雪道、川や沼、海水の中を走行して来た影響でフレームやフロアは指で突くと穴が開く程の酷いサビと巻き付いたままの植物
縁の下をシルバーに塗っていたのは
下に潜った時に明るいからです(^^)
こちらは作業灯を引っ掛ける為に設置したモノ(^^)
縁の下などには急時用にプライヤー等の工具を至る所に忍ばせてました(^^)
ロングハブボルト&スペーサー&ワイドトレッドスペーサーの組み合わせ
2トンのタイタンのフロントバンパー(^^)
牽引フックを露出させる為に純正バンパーを取っ払ってジムニーの社外品リヤバンパーを流用
屋根にテントを設置した際に乗り降りする為に細単管で作ったラダー
性能アップを信じて削ったりしてたな〜(*´ω`*)
あまりにも何度も脱着を繰り返してきたので晩年はインマニのガスケットは液体ガスケットを使って誤魔化したり…
そりゃあ錆るよね
ロングハブボルトにスペーサーとワイドトレッドスペーサー
そして軽トラに移植
さよなら青頭(あおあたま)