ミニ クラブマンのDIY・LLC交換・冷却水漏れ・サーモスタット交換に関するカスタム事例
2020年01月12日 21時17分
MR-S S-Edition 後期(中期) に乗っております。 家族用は、CX-5(KE2FW) 近いうちに手放す予定のミニ クラブマンもあります。 一応、一級自動車整備士資格を持っているので、極力DIYで直しておりますw 質問は、私の勉強にもなるので、いつでもウェルカムですよー^_^
年末年始の帰省中、雨の高速、SAで止まると、やたらボンネット付近から湯気が。
開けてみたら、定番のサーモスタットハウジングから水漏れ。。。樹脂製だからね。
水を継ぎ足しながら、帰省しました。
サーモは、割と簡単。
でも樹脂の2ピース構造、熱で開いてきてる。
漏れるわけだ。
経年劣化で一緒に壊れるであろう、ウォーターポンプとサーモを繋いでるウォーターパイプも交換。
こいつが曲者。インマニの直下にあって、取れない。引っこ抜けば取れるらしいんだけど、全然ダメで、インマニを外す事に。
このインマニさんに大苦戦。サービスマニュアル、買いました。
下からしかアクセスできない場所に配線ならステーやらいろいろ止まっています。
インマニを外せばウォーターパイプの全容見れます。確かにウォーターポンプの裏に差し込んであるだけ。引っこ抜くと、何故かOリング2つ
と思ったら、中で樹脂が割れてました。交換してよかった。
組み付けは、サーモハウジングとウォーターパイプを取り付けた状態でやると良いです。
Oリングには、シリコングリスを薄く塗って、組み付け、各種ホースにも薄くシリコングリス。楽々、組み付け。ホースバンドは、一度ロックすると、正式な外し方がよくわからない。
組み付けて、BMW純正LLCを注入、原液と水、1:1で割るみたいなんで指示通り。3L弱使いました。
エアコンOFFのMAXHOT、微風。
ホースを揉んで、水足たして、エア抜きバルブからエア抜いて、水足しての繰り返し。
無事に完了。
作業中に気づいた、バキュームポンプからもオイルにじみもOリング交換で直しました。
11万キロも走ると、いろいろ来ますね。
でもまだ大事に乗りたいと思います。
年式的に対策前のやつが漏れたかと思いきや、対策品っぽい。新品と同じ形状。
サーモスタットの隙間。右の新品と比較すると隙間が開いてる。
Oリングも厚みが全然違う。
ウォーターパイプ。Oリング2個ではありません。
ツバを薄く作りすぎ。100度超えるLLCが流れてるんだから、割れるでしょ。