スカイラインのフレーム防錆処理・#skylineに関するカスタム事例
2024年12月30日 15時49分
1979 NISSAN SKYLINE 2000GT 当時したかった仕様を合法的に目指します。 オリジナルにこだわりはありませんが、出来るだけ当時の物を大事にしていきたいと思います。 タイヤ&ホイール ◎ワークエクイップ03 ◎mk-1 ◎弥生(再販) ◎ロンシャン ◎スターシャーク ◎ホシノインパル ◎VOLK RACING メッシュ ◎ADVAN A3A ◎ワタナベエイトスポーク タイプA ◎日産純正アルミホイール
車のボディーが綺麗だと見てて嬉しいよね。
錆なんて出てたら相当落ち込むもんね。
そこで問題となるのがモノコックフレームの錆状態。
この車体、モノコックはしっかししてて錆も少ない状態だから選んだ個体なんだけど、やはり腹下のチェックはそう簡単ではない。
ジャッキアップして潜り込んでのチェック、そして防錆処理を行うのである。
本来はシャーシブラックを塗ればいいのだろうが、あまりシャーシブラックでいい思い出はないんだよね。
昔の働く車達はなんせフレームにシャーシブラックをガンガン吹いて防錆処理していた。
しかしそのスプレーを多用することによってシャーシブラックの塗装膜が厚くなり割れてきたりする。
そうすれば塗装割れから水分が侵入し、シャーシブラックの奥底で今度は錆びが内側に向かって行くんだよ。
気が付かないで毎回シャーシブラックブラックを塗ってるから安心も思ってても、内部で錆びが蔓延し鉄板が無くなってることもあるんだ。
シャーシブラックでフレームの強度を維持してる‥衝撃加わればひとたまりもない(ToT)
だからモノコックの防錆処理は厚塗りにならないようにしている。
エンドックスはビニールみたいな薄い皮膜を表面に作り水分を寄せ付けない。
走行で石が飛んだり、風が当たったりすればこのエンドックス塗膜も薄くなる。
タイヤ交換時に点検し、飛び石で塗膜がはがれていたりすればピンポイントで上塗りをする。
モノコックの点検は、エンジンやミッション、ステアリングギアなどのオイル漏れも点検もチェックできる。黒ぐろとしたボディーを見たら安心するわ。
オイルパンからオイル漏れだねw
モノコックを脱脂をかねて中性洗剤で水洗い、パーツクリーナーで大まかに脱脂して大きめの筆でモノコック全体を防錆処理。
塗った瞬間は青くなるが、乾燥すれば真っ黒に変化。
見た目はシャーシブラックのように見える。
ただ塗膜と言うよりは薄いビニール皮膜っぽく見える。
だからモノコック表面の状態が隠れないで済む。
真っ黒に変化したモノコックフレーム。
雨の日は走らないが、ドライブ出先でスコールにあうこともあるからね。
塗る前のモノコック面。
おそらく相当昔にサラッとシャーシブラック塗ったんだろうな。
本当であればボディー同色のハズたからね。
その甲斐あってかモノコックのダメージは少ない。
また必要以上に厚塗されたシャーシブラックでもないため、このエンドックス皮膜がいい仕事をしてくれる。
お腹の肉が引っかかってプロペラシャフトのトンネル内側は塗れなかった。
やはりリフトで上げて隅々まで塗らないと完璧な防錆処理は無理だな。
塗りたてはこんな青さ、乾燥すれば黒光りしたビニールみたいな表面を形成、サビには黒錆転換処理が出来る。
モノコックを3等分に分けて筆塗り塗装。
特にリアのスペアタイヤの飛び出した部分とリアテール下の袋になってる部分の隙間には丁寧にエンドックスを充填。
隅々にまで黒錆転換剤が行き渡るようにするのだ。
塗る前がこんな感じ。
袋になってる中側も出来るだけエンドックスを塗り込む。
もちろんウマをかけての作業。
ジャッキだけで車が落ちてきたらただ事じゃないからな。
トランクサイドも結構水が溜まっていたりするから、このシールも劣化しててヒビ割れてるもんだからこのシール下はこの通り錆だらけ。
真鍮ワイヤーブラシで鉄板出るまで磨きエンドックス塗布。
見えないところだから見た目なんか気にせずサビ防止を優先するのだ。
シーリング削ったら結構大きく錆びてやがんの。丸っと黒錆転換処理をしておくのだ。
タイヤハウスは走行で石が当たり塗膜はどうしても薄くなったり、剥がれたりする。
気がついた時に上塗りするのだ。
その場合、足回りの点検と車高調子の点検と清掃と給油、タイヤハウス内は、エンジン清掃用のエアーツールを食器用洗剤キュキュットを使い水洗いして油分を落とす。
このエアーツールのノズルで水を噴霧することで少ない水で勢いよく水洗いすることができる。
結構グリスが飛んでいたりするからね。
タイロッドエンドの点検もね。
タイヤ交換は、このためにやってるようなものだw
そう、冬タイヤの持ち合わせはないw