タフトのカーオーディオ・デッドニング・Dr ARTEXに関するカスタム事例
2024年07月07日 19時28分
DrARTEX Sky Pallium(2.6mm) 制振シート 750×500×2.7mm厚 8枚入り
フロントドアのデッドニング第3章に突入😅
毎日暑いですね🥵
炎天下の中、ドアの手直しをしていました。
まずその前に過去のデッドニングについて振り返ってみます。
バージョン1はアウター側はSTP Aero Bulk Packを細切りしランダムに貼り付け。
スピーカー裏はディフュージョン。
スピーカーはmorelのヴィルタスです。
インナー側はSTP Aero Bulk Packを全面貼り。
ビビり音とかはほとんどありませんでしたが制振のし過ぎにより中域が薄い音になりました。
バージョン2はSTPの全面張りを止めフェリソニ FS-1516 DM-0.2でサービスホールを塞ぎあとはポイントで貼り付ける程度で。
アウター側はバージョン1と変わらずです。
こちらは中域が死なず良い感じでした。
その後、スピーカーはオーディオテクノロジーに変更。
スピーカーやアンプ変更により鳴りっぷりを良くし出すと時折り粗が目立ってきました。
フェリソニは単層の制振材なので冬はカチカチなのですが夏はかなり柔らかくなります。
画像の場所は内張りの肘掛け部分がえぐれてるのですがデッドニング材も同じ様に凹ませないと内張りと緩衝し高確率でビビり音が出ます。
補強無しでも凹ませて貼る事は出来るのですが気温が低くなると元の形に戻ろうするので凹ませた補強に貼り付ける様に施工した方が良いですね。
吸音材はフェリソニのC-2に変更しました。
そしてバージョン3です。
アウターパネル、インナーパネルともに強度不足なのか音の余韻がおかしいと感じる時がありました。
鉄板の共振をなるべく出さない様にアウター側は可能な限り制振材を全面張り。
大きなサービスホールは補強材をいれました。
インパクトビームは編成シリコンで補強。
こちらも手の届く範囲に全体的に。
しかし雨が通るので穴は開けて下さい。
インナー側はバージョン1の失敗を元に全面貼りにはせずサービスホールを塞ぎ後はポイントで貼りました。
出音は余計な共振による残響音の変化。
アウター側はガッツリやったのにも関わらず、低音感は増しました。
倍音が上手く乗った感じで全体的に良い方向になり400Hzのディップは無くなりましたが相変わらず315Hz付近のピークはあります。
過去を含めレジェットレックスだのレアルシルト、カスケード、STP、フェリソニと色々使ってきましたが必ずしも過去良かったデッドニング材や貼り方がその車に合うとは限らず車によっても鉄板の薄さやドア形状も違いますしスピーカーやアンプのパワー、鳴らし方などでもベストな制振材、デッドニング方法は変わって来ると思います。
分かっていてもそのベストを探すのに時間もお金も掛かります😅
1年半で3回デッドニングをやり直したというアホな投稿でした。
追記
フロントで剥がしたフェリソニはリアドアに再利用しました🤣
アウター側もフェリソニを少し貼りましたがこれだけでも結構車内が静かになりました。
ちなみにリアスピーカーはナビ音声しか鳴らしていませんので音質向上の為では無く静音の為の施工です。