フェアレディZのレストア・自家塗装・L型・溶接板金に関するカスタム事例
2019年10月27日 01時22分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
とりあえずバックパネルの穴を鉄板貼って全部埋めました!
ワンテール前期型仕様はテールランプの穴を拡大するだけで手軽に出来るので皆んなやってるけどバックパネルの穴まで埋めてる人は少数派ですね。
輸出用衝撃吸収バンパーの為の左右に空いた大きな穴と、それを塞ぐ大きなグロメットがカッコ悪くて。。とくに50年式は穴の数が多いので大変でした。
前回のレストアの時に、そのデッカいゴムのグロメットも新品に交換しましたが、長年ずっとバックパネルの穴がコンプレックスのように気になってました。これで前期型のようなスッキリした後ろ姿になれます(^^)
ボンデ板を切り抜いてマグネットで固定します。
そこを半自動溶接機で鉄板が溶け落ちないように点付け溶接を繰り返していくんですが、点付けだと溶け込みにくいので、トーチをゆっくり進めると溶接の熱でパネルがグネグネに歪んでしまいました(;´д`)
四苦八苦しながらも、なんとか穴埋め完了!昼間の時間帯でも日陰になってしまう午後は、遮光度7の溶接面を使ってもイマイチ溶接箇所が見づらくて、夕方以降暗くなってからライトで溶接箇所を照らしながらやった方がやりやすくて毎回溶接作業は夜になるまでやってしまいます。
スポット風の溶接はドリルで揉んでから、、、
半自動で盛り気味の点付け溶接。これで穴埋めは終了だけど、バックパネルがウネウネになってしまったのでタンク下ろして裏側から叩かなきゃですな。まあ鉄板切り貼りすれば溶接の熱で必ずパネルが歪んでしまうので仕方ないね〜!
で、タンクを降ろす準備でガスフィラー周辺をバラしていきます。フィラーネックを外してフィラーリッド周りをチェックするとリアフェンダーとの継ぎ目の部分、ボディシーラーが膨らんでるように見えたのでピックツールで掘ってみたら結構な感じでサビてました。。
土のようなサビがどんどん出てきます。まさに土に還るって感じですな。
前回のレストアの後、しばらく経ってから怪しげな感じだったので、まあ良く持ったのかな。何度か自分でもタッチアップしたりしてたんだよね。
さて、どうするか?やるからには鉄板が重なってる部分のサビは徹底的にやっつけたいんだよね。裏側のカップの部分の厚みは充分にありそうだし、ある程度は手も工具も入るスペースはありそう。リアフェンダー側はミミの部分の鉄板はサビ落としたらペラペラになりそう。
切り貼りするか、サビだけ落としてエスコで仕上げるか。
リッドの下の部分のラインも面も綺麗に残ってるから熱入れて歪ませたくない。
でも裏側に手が入るから歪んでも叩いて修正できる。
やるなら溶接機借りてる今しかないんだけど、縁の折り目のカーブとか板金加工と溶接で上手く表現出来るか不安。
段階的に少しずつチャレンジしてみて最善の方法を探るしかないねぇ〜。