シルビアのAutechVersion・レカロシート・リクライニング・修理に関するカスタム事例
2021年09月22日 11時16分
広島県の東部にある片田舎でS15シルビアAutechVarsionを転がしてます。SNSは苦手で投稿頻度はかなり少ないですが忘れた頃に投稿します。また、美しいとか格好良いなと思った写真には無条件で『いいね』を付けさせていただきますので、よろしくお願いします。 因みにアイコンの写真はバイオリンとピアノの音楽ユニットで東芝EMIからメジャーデビューされてる『スギテツ』さんとの3ショットです。バイオリンの岡田鉄平さんとは車好きな繋がりとしてのお友達です。
【20210922】30年以上も前に登場したレカロシートのSR2が新品同様の中古でカー用品店の閉店セールにて20,000円で販売されてました。それを購入し装着してから1年数ヶ月が経ちました。装着して使ってると見た目は綺麗でも、やっぱり経年劣化は避けて通れないのかリクライニングが徐々に倒れて来る症状が出ました。倒れて来ると言っても倒れてる実感はなく2〜3週間くらいかけて「あれ?ドライビングポジションが少し寝て来たなぁ。」と感じるレベルで2〜3週間おきにダイヤルを回して正しいポジションに調節する事をしてました。
この現象を調べると古いレカロシートの持病みたいなものでリクライニングのダイヤルの中にあるウレタンパッキンが朽ちてストッパーとしての役目を果たさなくなるそうで、パッキンを交換する事にしました。
こちらが購入した強化ウレタンパッキンです。ヤフオクで数百円程度だったかな。純正よりも強化されたパッキンです。
パッキンを装着する為にリクライニングダイヤルのセンターキャップをマイナスドライバーを使ってこじ開けます。
キャップをこじ開けたらダイヤルを力任せに引っこ抜きます。引っこ抜く時に結構固かったので壊れて元に戻らなくなるのではと言う不安が頭をよぎりましたが、自分は間違ってないと言い聞かせ思い切って引っ張りたらダイヤルが取れました。
そして、引っこ抜いたダイヤルを見ると…なんと言う事でしょう?
本来あるはずの純正ウレタンパッキンがどこにも無い。そしてダイヤルが取り付けられてたピンの奥を見るとウレタンと言うかスポンジが朽ちて粉になったようなオレンジ色の物がグリースに付着してました。
純正ウレタンパッキンはオレンジ色ですので、これは正しくウレタンパッキンが30年以上の年月で風化し朽ちて粉になって消えてしまったと言う証拠ですね。
パッキンが無くなってるんじゃ、そりゃリクライニングのストッパーが効かないよねぇ。
購入した強化ウレタンパッキンをダイヤルに装着しました。当たり前だけどサイズピッタリです。本来はこんな風にパッキンが装着されてるんだろうね。
そして、取り外した時と逆の手順で戻しました。
これでリクライニングが倒れて来る事はないでしょう。…、きっとね。