ウーンさんが投稿したマジェスティ125に関するカスタム事例
2020年11月04日 13時30分
クラウンハイブリッド 前期ベースグレードを少しずついじっております。純正風カスタムを目指しております。 200系乗りの方々宜しくお願いします。
ウォーターポンプを外して繋がっているカムスプロケットの写真です。
下に乳化したオイルが確認できます。
ウォーターポンプを割ってみました。
ガスケットは無事でしたが、中のペラが固着しておりました。
最初、ウォーターポンプとヘッドを繋ぐ部分のOリングが怪しいかと思いましたがペラが固着していた事により何かが吹っ切れ、ここはもう新品ASSY交換することにしました。
ペラのある空間も画像で分かるように錆び付いてましたし
原因がイマイチ分からぬまま、思考しまくります。
ウォーターポンプのペラが完全では無いものの固着していたとしても燃焼室に冷却水がそれなりに綺麗な状態で入るなんて考えにくいです。
冷却ホースの亀裂や詰まりはラジエーターキャップから水道水を流し込んだ限り見受けられませんでした。
出てくる冷却水も綺麗でした。(本当はここで気付くべき事もあったのですが、それはまた後々)
となるとやはりヘッドガスケット、シリンダーガスケット、もしくは...ブロック割れ
で、結果 もう長年使っているエンジンだし、とりあえずヘッドやシリンダーのガスケットを交換する事は確定事項です。
じゃあもういっそ、イカれてるかもしれないシリンダーを外して清掃して付け直すより、ボアアップキット入れちゃうか!?と
正直腰上開けるのは初めてです。
3日ほどググりまくり、圧縮上死点の見極め方やその他腰上バラシに必要な知識を詰め込み実践
画像は圧縮上死点でのカムスプロケット位置と、シリンダー外すのでチェーンとの噛み合い確認用にマーキングしました。
シリンダーヘッド外しました。ウォータージャケットは錆びまくってました。燃焼室にも水の残りが...
接合面にも茶色の水の後があります。これは予想ですが、何らかの要因でウォータージャケットから水がガスケットを越えて燃焼室に入り込んだと思います。
そしてガスケットです。
意外にもガスケットはそれなりに綺麗でした。
乳化がそんなに酷くなかったりしたので、本当につい最近なのかな?水が漏れたのは。
このガスケットは金属なので、ヘッドのボルトがトルク規定値じゃなかったとか?それで隙間が出来てヘッド内に入り込んだ?
それにしてもシリンダーのウォータージャケット、錆まくりやないか...こんな色になるなんておかしい
と、ここで気付きが
前述した冷却水の通り道に問題なかったという話
しかしここで確認出来ていなかったのはシリンダー周りの冷却水やホースでした(ラジエーターキャップから水を入れてもそこまでいかず、ウォーターポンプから排水される)
続きます