ロードスターのスタビライザーリンク・車高調・車高調整・連絡に関するカスタム事例
2018年07月22日 01時11分
さて、車高調の取り付けをやってもらっていたのですが、ちょっといろいろ相談があるとのことで、実車確認に行ってきました。
確認事項は二つ。
一つは、バネレートとダンパーの相性が悪く、一度仕様変更をさせてほしいという話でした。
曰くリアがかなり跳ねるのだとか。
直近で新盆などで車を使う用事があるので一度車を返却してもらい、お盆後に再調整をすることにしました。
現状はその跳ねるサスがついていますが、現状からどういう方向に進めたいかのレビューもしてほしいとのことでしたので、願ってもない機会です。
二つ返事で受けました。
二つ目の話が幾らか面倒で、スタビリンクが短すぎるので一度確認してほしいというものでした。
確かに、私はローダウンサスを入れており、車高が純正比40mmほど下がっていますので、ショートスタビリンクを入れていました。
この長さが適切でなく、スタビリンクのスタビライザー側の調整角度限界いっぱいを超えて、スタビライザーの動きを悪化させるほどに斜め下に引っ張ってしまっているとのことでした。
確かに、スタビ側のリンクは目一杯傾いていて、スタビライザーにテンションをかけていました。
ネジを緩めると、かなりスタビライザーを引っ張っていたこと、リンクの可動範囲いっぱい以上に首を振っていたことがわかります。
側面からスタビライザーを見ると、かなり下を向いています。
アームに来た上向きの動きをゴムでホールドされている部分を軸に動いて左右が連動するのですが、これが上を向きすぎている(所謂「バンザイ」状態)と、ストロークに追従する稼働範囲が足りず、スタビライザーが動かなくなるため、ローダウンした際にはよく短いスタビリンクを使います。
しかし、今回使用していたものはあまりに短すぎて、前述の引っ張り過ぎの状況に加えて、言うなれば「逆バンザイ」状態になってしまっていたとのことでした。
対策として、きちんとスタビライザーが動くような角度とリンクの状態にするべく、純正に戻しました。
水平になってしまったがストロークへの追従は大丈夫か?と確認すると、「スタビライザーがバンザイしきる前にタイヤがハウスに干渉するほど余裕がある」とのことでした。
状況からして5センチダウン用のスタビリンク(当時はこれしかなかった)を4センチぐらいのダウン量で使用していたのが悪かったのかもしれませんが、同じような部品をお使いの一度皆さんも状況見てみるとよいかもしれません。
上記の内容、および写真は全然関係無いのですが、業務連絡です。
「8/5にちょっと集まりましょうの会」ご参加の方(神栖アントラーズさん、タクジロウさん、TERAさん、きりんぱぱさん、吾輩はトマトさん?)よろしければ場所と時間のご指定をいただきたく思っております。
終日時間を確保しましたので、急な仕事でもない限りどちらへでも伺いますよ!(あ、でも関東にしてください!)