カプチーノのターボに関するカスタム事例
2022年05月12日 04時32分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
やっすんさんが遊びに来ましたので、久しぶりにタービンコレクションを引っ張り出してみました。
HT07 スズキスポーツ改ハイフロー
HT07 ワゴンRワイド純正
HT06 ワークスR純正改
HT06 旧規格純正2個
HT06 新規格わけあり
RHB31 スズキスポーツ2個
RHB31 EA11R純正
RHB31 初代ワークス(F5A)純正
R06A 純正
が出てきました。
ほとんどはブローしてます。
サイズ確認用にそういうのをもらったり安く買い取ったり。
一部まだまだ使えるのも交ざってますけど。
HT07 ワゴンRプラス純正
と、
RHB31 ワークスR(F6A)純正改
が持ってるはずなのですが行方不明・・・また探さねば。
ついで情報。
HT07 ワゴンRワイド純正
と
RHB31 スズキスポーツ(モンスター)
との比較。
吸気側、HT07の方が外観も大きく、羽も大きいです。
排気側。
HT07の方が羽が大きいです。
ここまで見ると、HT07の方が高回転、高ブーストに対応出来る用に見えます。
しかし・・・
こんな感じに、排気側の穴に指を差し込んで、指先の穴の太さを確認してみましょう。
A/Rの「A」を確認するわけです。
HT07の方が明らかに穴が細いんです。
ここが細ければ、高回転高ブースト時に排気ガスがつまり、一時排圧(エンジン~タービンまでの排気ガスの圧)が上がってしまい、エンジンから排気ガスが排出されにくくなり、ブースト上げても早くならない、高回転が回りにくいという現象が発生します。
これらから・・・
HT07は羽が大きいので、低回転で排気ガスが少ない状況では、羽が回りにくい、
高回転高ブーストでは、穴が小さいために速くならないタービンであることが解るわけです。
ただ、どっかんターボっぽいフィーリングになるため、体感だと速くなったと感じてしまうこともあるようです。
交換直後にパワー出たように感じて喜んだけど、サーキットでタイム計ったら遅くなった・・・なんて話が普通にあります。
裏技・・・と言っても結構知られてますが、中を削って穴を広げるなんて技もあります。
中古入手の場合、すでにこの加工が施されてることもあります。
それに気が付かずにさらに削ってしまい穴が開いてしまった、しばらく使ったら割れた、とかもありますので加工される場合はかなりリスキーであることを知っておきましょう。
そして、スズキスポーツ、現モンスターのRHB31は、羽のサイズ、穴の太さが軽自動車用として絶妙バランスってことですね。良く出来すぎで比較的使いやすいことでインパクトがあまりないのが唯一の難点かも。