ロードスターのタワーバー・比較・テスト・剛性・実験に関するカスタム事例
2022年06月27日 00時51分
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実戦でタワーバーの比較テストを行って気付いた事がそれなりに。
ワインディングでは気のせいレベルで片付けられる話も、思いっきりグリップの限界に近付けて走ればはっきりと動きの違いもわかりました。
より詳しい話は後程ブログでまとめたいと思いますが、簡単にどんな印象を受けたか報告を。
街乗り〜ワインディング走行でも感じていた通り、ハンドルが重くなっているのは間違いなさそう。
1速で曲がる超低速ヘアピンなど、舵角が大きくなる場面で、はっきりとタワーバーの有無によるハンドルの重さの差がわかります。
ただ、元々インフォメーションは悪くない車なので、タワーバーが付いたからと言ってコントロール性が良くなったとか、ダイレクト感が増したと言った印象は無し。
尚、ブレーキング時に何らかの差があるかと思いましたが、特に車の撓り方やら手応えが変わった印象は受けません。
ただ、タワーバー有りの方がハンドルを切り始めた瞬間の反応はワンテンポ早い。
しかし、反応はするが曲がり始めるのが早いかと言われるとそうでもない。
舵角に合わせて車が曲がってくれる挙動の自然さで言えば無い方が自然な印象。
まず、タワーバー有りではターンインでアンダー傾向が強い。
そこから立ち上がりまでアンダーの特性が続くので安定感はあり、出口は有利。
タワーバー無しでは入口から出口までオーバー気味で、出口は不利でしょうか。
中高速コーナーはタワーバー有りを推したいけど、タイトなヘアピンやスピンターンを重視するミニサーキットやジムカーナでは無い方が扱い易いかも。
贅沢を言えば、入口はタワーバー無しの挙動で、出口はタワーバー有りの挙動が発生してくれると最高ですが(笑)
また、写真や動画で確認すると、タワーバーが付いているとフロント側のロールが僅かに増して、ギャップでの動きがマイルドになっているのがわかります。
乗っていて体感としては捻れる様な動きはあまり感じませんでした。