BGFKさんが投稿したカスタム事例
2024年07月25日 20時17分
オーディオメインです♪スペックじゃなくて音を語ろう♪音じゃなくて音楽を語ろう♪語るのでなく音楽を感じよう♪
カーオーディオの世界でDSPが登場して以来、「位相が合ってない」などという初心者殺しのマウンティングワードが存在してきた
自分は昔も何言ってるのかよく分からなかったが、最近もよく分からない
位相が合う合わないってそんな簡単単純な話しじゃないよね、、てこと、、。
このグラフはある有名メーカーの8センチユニットで、
注目すべきなのが赤線のところ
これはユニットとしての位相変化のグラフで、だいたい下の青い線(インピーダンス特性)の山の手前くらいまでが実際使える帯域となるが、
赤線(位相変化)では+60度からマイナス60度に緩やかに回っている
スピーカーの音の位相はそもそも回っていて固定はしていない
もう一つ
これは一次のローパス、ハイパスの回路での位相変化で、上がローパス、下がハイパスである
カットオフは便宜的に2.8KHzにしてみた
注目するべきなのは、減衰域(スロープの途中)では、位相の角度が変化しているということなのだ
位相は90、180、270、360度だけで存在などしていない
こういうのみると、ユニットごとにタイムアライメントかけたくらいで「位相が合う」ということは実現するのだろうか?って思う
せいぜい「音が合っている」くらいな言い方の方がいいと思うのだが。