ウーンさんが投稿したマジェスティ125に関するカスタム事例
2020年11月04日 13時50分
クラウンハイブリッド 前期ベースグレードを少しずついじっております。純正風カスタムを目指しております。 200系乗りの方々宜しくお願いします。
ウォーターポンプです。
これは逆さに撮ってるだけなんですが、本来は逆向きで車体についてます。で、この画像で左側、短い方のホースを繋ぐ部分からシリンダーにホースが繋がっています。
そのホースを抜いた時、最初は綺麗な冷却水が出たのですが後半は茶色がかっていたんですよね...
これはばらす時のホース位置等を把握する為の確認用画像なので手は気にしないでください。
この指さししている2つのホースが繋がっている中間の部分がコマジェのサーモスタットです。
シリンダーやヘッドのウォータージャケットだけ何でこんなに茶色いのか?
シリンダーとウォーターポンプを繋ぐホースの最後の方に出た水だけどうして茶色がかっていたのか?
私なりに考えた結果
シリンダー部の水の循環がされておらず
ずっと同じ水がシリンダーまわりに停滞していた
その結果、当然冷却水は劣化していきます
そういえばラジエーターがまわった記憶もありません(気付かなかっただけかもしれませんが...他の水冷バイクだとラジエーターまわるとすぐ気付くくらいの音量でますよね?)
長期にわたり循環しなかった冷却水は、エンジン熱をひたすら受け続けます。
劣化した冷却水に常に曝されるウォータージャケットも劣化、錆が出て冷却水も茶色に
それでも定期的に乗っていたので熱による膨張や、何らかの要因でガスケットとの間に隙間なりできても不思議ではない...
その隙間から燃焼室に漏れ出た冷却水
水は圧縮しないので当然キックも重くなりエンジンのかかりもわるくなる
水が詰まったとしたら、考えられるのは
①ウォーターポンプ→シリンダーへのホース詰まり(本日確認しましたが、問題なかったです)
②ウォーターポンプペラ固着気味により、シリンダー、ウォーターポンプ間で冷却水ストップ(これも、ペラが完全固着してないと考えにくいですし、完全固着していたらペラの動力源はカムスプロケットですから、走りませんし、実際シリンダーとウォーターポンプを繋ぐホース内の冷却水も最後の方だけが茶色がかっていただけなので考えにくい むしろ、最後の方だけという事はシリンダー部の冷却水が茶色いという事なので、逆サイドが怪しい)
③ 上記②の最後を考慮すると、つまりはウォーターポンプ反対側であるサーモスタットが怪しい
サーモスタットは熱を受けるとバネが開き水が循環するアナログなシステムだったと思います。
もしそのバネがイカれてるとしたら、ずっとサーモスタットは閉じっぱなし
ヘッドに新しい水は入ってきません。
その結果、ずっと同じ水がヘッド、シリンダーに停滞する。
もうこれしか考えられません。という事でウォーターポンプに引き続きサーモスタットもヤフオクで入札!(まだ落札してませんが4日後くらいに落札されるでしょう)
続きます