タフトのカーオーディオ・デッドニング・フェリソニに関するカスタム事例
2023年06月02日 21時01分
フェリソニのDM-0.2 レッド。
1セット2枚入りを2セット購入。
縦貼りすればタフトのドアならギリギリ全面貼り出来ます。
今の仕様になって気になる部分が1箇所ありました。
音量が小さい時には分かり辛くどの曲でも感じるわけでは無いのですが音量を上げると女性ボーカルの200~315Hz付近の帯域で左耳を圧迫するような音がする時があったんです。
内張りの共振を疑っていたのですが内張りを外し音を出しても圧迫する音は消えはしませんでした。
しかもイコライザーを弄っても完全には消えません。
ふと、思い出しました。デッドニングする前ってここまで気にならなかったよな?
お金と時間を掛けて施工した物を取り外すって中々、勇気のいる事ですが思い切って剥がしてみました。
原因が間違いなく断定出来ればすぐに踏み切れますが私の場合、短いスパンで仕上げていってしまったのでいつどれだけ変化があったのか良く分からない状態になってしまっていました。ガチガチにデッドニングし音量を上げてもビビリ音の無いドア。確かにその目標は殆ど達成していましたが失っていたものは多かったです。
デッドニング材を剥がしゼロに戻った時に感じました。
デッドニングしてない方が音が良い!
特に中低域の艶感、伸びが明らかに違う。
しかし、低音が肥大しドア全体が鳴ってしまうので良い所を残しつつダメな所を抑制出来れば良いのですが。
前のデッドニング材は悪く無かったと思うんですよね。貼り方が悪かったかな。
今回は全面貼りはやめました。
サービスホールは塞ぎつつポイント貼り。
って殆ど全面貼りくらいのスペース貼りましたが。
今回は運転席はデッドニング無しの状態と助手席はデッドニングした音を聞き比べながら施工しました。
中低音も死なず低音も良いです。
どうにも出来なくなった時、一度ゼロに戻ることが解決への糸口になると痛感した作業でした。