カローラフィールダーのハロウィン・ブルームーン・寒い・オーディオ・忘備録に関するカスタム事例
2020年11月02日 04時38分
aoniyoshi nara meeting!所属 I love metal! lmi(●皿◎)凸 なのに聴いてるのはアダルトコンテンポラリーやったり… 写真本人(元麺) 電気8弦奏者 真面目に不真面目! 自分からは絡みにいきません(こわがられるので…)(°_°)鳴くまで待とうホトトトトト…
オーディオセッティング時のやり方やテスト音源が最近変わってきたのでお役立ちのために書き出しときます(^。^)
調整はDSP主体で3wayバイアンプ+サブウーハー 接続の場合です。
市販のセット物の3wayスピーカーだとクロスオーバーがついているので、そのデータシートを見てそれに合わせればいい。
自分のシステムの場合、メーカーは統一しているがセット物ではないので各スピーカーのデータシートを見て各スピーカーの被っている周波数グラフの中でそれぞれのクロス周波数を決める。その際のクロスカーブは全て-12db。
そして位相合わせ。
全てのスピーカーが正位相だと合わないので、自分の車のセッティングの場合全てのクロスカーブが-12dbで、ピンクノイズを鳴らしてテストした結果、周波数が高〜低の順番で正逆正逆と違い違いにして合わせてある。
タイムアライメントに突入。
まず大まかなタイムアライメントをピンクノイズで合わせてから、いつものHelen Merrill With Clifford Brownの2トラック目に入っているYou'd Be So Nice To Come Home Toでチェック。
次にTHE BeatlesのLove me doでもチェック。
この音源もモノラルなので音像の定位確認に使える。
シングル版とアルバム版は少し違うので注意。
自分は聞き慣れているせいかシングル版の方が合わせやすい。
タイムアライメントの大詰めはLarry CarltonのRoom 335でセンターのスネアとギターの奥行きのチェックと周りの楽器のピントのチェック。
イントロからベース、シンセ、ドラムがメインで始まるが、その時のハイハットとスネアで大体の音のディテールが掴める。ギターが演奏しだすとシンセとギターの混ざり方が互いに邪魔せず気持ちよく鳴っていたらok
各スピーカーのレベル調整も必要なので、まずウーハーをミュートして大まかにピンクノイズを鳴らしてフロントの3way分のレベルを調整。
スピーカーにもよるが、大概ツイーターの方が耳に入ってきやすいのもあり、ドアミッドよりレベルを下げる傾向にある。
その後Keiko Leeの星たちの距離で最終的なバランスをとる。
この曲はCHEMISTRYの堂珍との男女デュオで歌っているのと、楽器隊がジャズバンドでウッドベース、アコギ、シンセ、ドラム(ブラシ)を使っていたりするのでオーディオ全体のテストにもってこいの音源。
まず曲が再生されたら3way分のレベルとタイムアライメントを微調整。
曲の頭から最後まで全てのアコースティック楽器の音で生々しさを感じながら、2人の艶のあるボーカルを感じ取れたら、フロントのみで鳴らすとドアミッドにも限界があるので、ここで初めてサブウーハーのレベル調整にはいる。
サブウーハーをミッドの音量に合わせてレベルを揃える。その際に後ろからサブウーハーの音がギリギリ聞こえないくらいでセット。
サブウーハーは存在感を出してはいけない。
そして最後にイコライザーで耳につく周波数を探ってその周波数を削る。
基本的にイコライザーの真ん中以上に上げる(ブースト)のはSN比が悪くなるだけなので不快な周波数を削るだけにとどめておく。
ブーストさせる場合はレベル側で上げてイコライザーで再調整。
これで自分の心地よい音を出せたら完成。
ここまで書いて個人差や間違いは有るかもしれないのでそこはご容赦ください。