かずさんが投稿したカスタム事例
2021年03月01日 23時22分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
以前エルグランドの前後ローターとパットを替えた時に左後ろのキャリパーのスライドピンの動きがどうやっても軽くならず納めた時にOHか中古で探してついでにOHして交換するか話しておいたらやはり左後ろのブレーキが効いていない感じがするので中古で探して見つけたのでOHして交換して欲しいというので中古を預かりOHする事に。
バラバラに分解し……
更にメタロンを溶かしたお湯に暫く漬け込み歯ブラシで擦り綺麗にします。
乾かしてピストンを抜いて確認すると虫食いも無く状態はいいです。
キャリパー内部も錆びも殆ど無く全体的に状態は良いです。
ピストンシールにシリコングリスをたっぷりと塗り付けてピストンシールを取りつけます。
ピストンにもシリコングリスを塗り付けて真っ直ぐに押し込みダストブーツにもシリコングリスを薄く塗り組み込んでいきます。
最後に固定リングを取り付けます。
スライドプレートを綺麗にしてスライドピンが入る穴、スライドピンにシリコングリス(パットグリス)を塗りダストブーツを取り付けてキャリパーベースをスライドピンを取り付けて取り敢えずOHは終了です。
見た目が余り良くないのでブラックに塗装して終了です。あとは車が空いている時に交換するだけです。
キャリパーOHは慣れれば早いですが年式が古い車等でスライドピンが固着しているとキャリパーを外す時に折れる、ピストンが固着していると抜く時に時間がかかる、抜けてもピストンに虫食いがあって結局ピストン交換する事になるのでその場合は中古を使いOHした方が長持ちし作業的に楽で早いです。